遥か遠くに琵琶湖を望む馬蹄形棚田として写真愛好家などの間ではよく知られた大津市仰木の平尾地区に有る棚田です。
京都方面から湖西道路の雄琴ICで降り、県道315号線で山手に向かう、田園風景の広がる中、仰木の町中で県道47号に入って道なりに約10分弱も走ると大きく開けた盆地に整然と並ぶ稲田が一面に広がっているのが見え出すが、左手山裾には圃場整備前の曲線の美しい棚田が広がっている。
比叡山東麓より流れる天神川の流れを挟んだ南北斜面になだらかな棚田が大きく広がる景観は素晴らしい。
馬蹄形の棚田は県道47号線が急カーブで天神川にかかる小さな橋を越え直ぐ左に入る農道を進むと左側に見える。
棚田観光のための駐車場まで用意されていて至れり尽せり。
仁徳天皇陵を思わせる様ないで立ちの棚田は、何重にも黄金の外堀に囲まれてここだけまだ青田のままで出穂の遅い品種が植えられているのだろうか??
それともこれは棚田をい観に来る人のための心遣いからなのでしょうか??
長閑でやすらぎの感じられる景観が広がっています。
撮影2010.9.4