HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

AREA 218

2014-04-15 00:02:18 | LAND OF 1000 DISCS

       

FELA AND AFRIKA 70 / ZOMBIE (1976)

TONY ALLEN HITS WITH THE AFRICA 70 / JEALOUSY (1975)

       

INCREDIBLE BONGO BAND / BONGO ROCK (1973)

THE WOODEN GLASS FEATURING BILLY WOOTEN / LIVE (1972)

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TALIKING ABOUT YOU

2014-04-14 00:02:18 | 日本のロック・ポップス

   

やたらとDVDのリリースが続くルースターズ。掲載写真は13年10月7日と8日に
京都磔磔で行われたライブを収録した2枚組DVD「ALL THESE BLUES」。
13年の演奏は2月16日の福岡サンパレスのものもDVDになった。

立て続けの2本のDVDだが、どちらもリリースの意味がある内容だと思う。サンパレスの
ものはオリジナル・ルースターズが、メンバー・チェンジ後の曲を含むオール・タイム・
ルースターズをレパートリーにしたということ(新曲もあった)で斬新だったし、今回のものは
それほど広くないハコでの濃密な演奏を捉えたという意味合いで価値がある。
場所が磔磔であるというのも、私の購買意欲を掻き立てた。

ルースターズは正式に2004年に解散し、その時のドキュメンタリーと「ラスト・ライブ」は
2枚組DVDとして世に出た。その時のタイトルは「RE・BIRTH Ⅱ」。つまり復活である。
つまり、あれで燃え尽きたのではなく大江の体調やモチベーション、メンバーの集まる
タイミングの一致があれば、断続的に継続するのだろうなと思ったのだが、事実今に
至るまでルースターズは何度も結集している。

これには様々な意見があるだろうが、英国のフェアポート・コンベンションのように
毎年大々的に「復活」するバンドもあるのだから、ルースターズもそれでいいんじゃないかと
思っている。オリジナル・メンバーでやるも良し、歴代メンバーが参加するも良し、である。

今回のDVDを見て改めて思ったのは、ルースターズのコピーは難しいだろうということだ。
何だか阿呆の極みのような感想(笑)なのだが、ギター2本の絶妙な絡みは勿論だが、
池畑・井上のあの鉄壁で複雑なリズムというのは、余程のセンスがないと細かいニュアンス
までの再現は難しいだろうし、絵的にもメンバー全員がスタイリッシュなので、この格好よさも
なかなか醸し出せないだろう。

大江の歌唱は04年以降ずっとそうだが、聞き取りづらいところもあるが、もうそれさえ
ある種の「味」になっているし、スライドを含めてギターを演奏することに積極的である
ところが昔からのファンには嬉しいところではないだろうかと思う。

磔磔という場所はメンバーにとっても思い入れのある場所のようで、2枚目の頭には
メンバーそれぞれの思い出が語られる。井上は「磔磔では悪い演奏をしたことがない。」と
語るが、この2枚のディスクに収められた演奏も見ごたえがあって、あっという間に
2日分の演奏を見終えてしまう。初日と2日目でセット・リストが7曲も違うのも良い。

初日は大江が歌詞を忘れたり、池畑が『ニュールンベルグ』でスティックを落とすといった
ライブならではのハプニングもあるが、それすらも生ものの面白さ、バンドの面白さである。
両日とも演奏されたオープニングの『LITTLE RED ROOSTER』に痺れるし、花田が
歌う『SHE DOES IT RIGHT』を磔磔という場で見ることができたファンは、それだけで
幸運で素敵な体験をしたのだろうなと思う。

いやぁ~、またまた中学生以下の感想だが、めちゃくちゃ格好良かった。(笑)

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HYMN FOR THE DUDES

2014-04-13 00:03:32 | ROCK

09年に再結成コンサートを行ったモット・ザ・フープルが13年に再び集結し、英国で
5回のコンサートを行った。09年の演奏はCONCERT LIVEが10月1日公演をCDRで
発売したが、今回も11月17日のマンチェスター公演のリリースが実現した。
しかも今回はプレスCDで、尚且つコンサートをフルで収録したDVD付き。

モット名義のオフィシャルDVDはドキュメンタリー映画しかなく、ライブをフルで収録した
映像のリリースは初めてなので、これは待望の映像というしかない。快挙といってもいい。
全盛期じゃないとか、イアン・ハンターが74歳だとか、そんなのは関係ない。
だって、モット・ザ・フープルなのだから。

映像は全編見どころ。オープニングの『ROCK AND ROLL QUEEN』で個人的には
一気にメーターが振り切れてしまう。(笑)今回はデイヴ・グリフィンの代わりに全ての曲を
マーティン・チェンバースがドラムスを担当。絵的に不釣合いな感じもするが、前回の
再結成時もほとんどの曲を叩いたので、音的な違和感は無い。

オヴァレンド・ワッツが大活躍で、ボーカルをとる『BORN LATE '58』では、あの
エッシャーの騙し絵のワニの模型?が貼り付けられたギターをかき鳴らす。
『VIOLENCE』での極太1弦ベースを演奏する姿も強烈な印象を残す。

イアン・ハンターの調子がよくないという話も聞いていたが、今回のCDやDVDを
見聴きする限り、何の問題もない。キーボードを演奏する曲ではテンポの速い曲で
時折リズムが怪しかったりコードの間違いはあるけど、スタジオ録音じゃないのだから
気にしない。

コンサートの最初からずっとギターを弾いているハンター(『BORN LATE '58』では
ベース)だが、中盤以降の『WHEN MY MIND'S GONE』以降はほとんどの曲で
キーボードを弾く。
今回もコーラス隊にはミック・ラルフスの息子やハンターの娘、息子が参加。
『ROLL AWAY THE STONE』で、ハンターは娘とお約束の絡みを見せる。

それにしても私にとって(多くのファンにとってもそうだろう)、モットには泣かせる曲が
2曲あって、まず中盤に『BALLAD OF MOTT THE HOOPLE』を配してグッと
ファンの心を束ね、最後の『SATURDAY GIGS』でまた感傷的な気分にさせる。
初来日時のザ・フーを横浜で見た時『BABA O'RILEY』を聴いて、涙ぐんでしまったのは
以前も書いたが、たかだかDVDを見て涙ぐんでしまったのは初めてだ。
私も歳をとったものだ。う~む。(笑)

今、私が唯一見たいバンド、それがモット・ザ・フープルだ。

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AREA 217

2014-04-12 00:14:26 | LAND OF 1000 DISCS

       

THE WAILERS / CATCH A FIRE (1973)

THE WAILERS / BURNIN' (1973)

       

BOB MARLEY & THE WAILERS / LIVE ! (1975)

BUNNY WAILER / BLACK HEART MAN (1976)

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AREA 216

2014-04-11 00:06:10 | LAND OF 1000 DISCS

       

V.A. / JIMMY CLIFF IN THE HARDER THEY COME (1972)

V.A. / THE ROCKERS (1979)    

       

V.A. / 20 REGGAE CLASSICS (1984)

FRED LOCKS / BLACK STAR LINER (1976)

 

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YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 16

2014-04-10 00:09:50 | 日本のロック・ポップス

何をもって「東洋風」とか「オリエンタル・ムード」というかの定義が、自分の中にない。
それ故に、歌謡曲や演歌のフレーズ或いは解りやすい洋楽のイメージから離れると
安易にそんな言葉を使ってしまいそうになる。譜面に起こせば(そしてそれを読めれば)
明確なラインというものが見えてくるのだろうが、それもできない私にできるのは
そういった言葉を安易に使うか使わないかの判断のみだ。

中学生の時に聴いた久保田早紀のヒット曲『異邦人』のメロディーは、初めて聴いた
時から今に至るまで鮮烈な記憶に残っている。特に好きな曲でもなかったが、今まで
聴いたことのないメロディーであったことは間違いなかったから。

ファドというジャンルに造詣があるわけではないが、レゲエはさておきサンバやボサノヴァに
違和感なく接することができるようになり、またそれとは別に英国フォークの深淵に立つと
ファドのような音階も違和感なく接することができるというものだ。

掲載写真は久保田早紀が80年にリリースした3枚目のアルバム「サウダーデ」。
リアルタイムで聴くほどの知識も度量もなかったが、今ではジャケットの雰囲気と合わせて
好きな1枚である。

アルバムのA面をポルトガルのミュージシャンを使って現地で録音し、B面は日本人
ミュージシャンを使っての録音。個人的には圧倒的にA面ばかり聴いている。ギターラや
ヴィオラ(ここではクラシック・ギターを指す)中心のドラムレスな曲ばかりなのだが、ここに
収録された5曲に駄曲無し。あの『異邦人』も再演されるが、大仰なシングル盤に比べて
こちらでの抑制の効いたアレンジが曲の表情をよりしなやかに伝える。

また『アルファルマの娘』『トマト売りの歌』といった歌詞で垣間見ることができる、純粋な
少女の視点というのが瑞々しくも眩しすぎる。

それに比べてB面がどうも今一つ。いや、これはこれで日本のポップスとしては完成度が
高く、おいそれと到達できるようなものではないとも思うが、A面の素敵な5曲と比べると
どうも凡庸に思えて。それだけ、A面でのアレンジや楽曲が素晴らしすぎるのだ。
ただ、『異邦人』以降、シングル盤の大ヒットを期待されたであろうことは間違いなく、
それに続くヒットを出せないまま自分の趣味性だけを前面に押し出すことができなかったのは
想像に難しくない。事実、このアルバムからのシングル・カットはシングルのA・B面ともに、
アルバムのB面収録曲であった。

この後、ポップス路線のレコードを作り、数年後には結婚してキリスト教の伝道音楽に
勤しむことになることを思えば、私にとっては「サウダーデ」は一期一会の奇跡のアルバム
だったのかもしれない。

 

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追悼 ジェシ・ウィンチェスター

2014-04-09 00:03:22 | ROCK

何というか、全く気付かなかったのだが昨日の記事で名前を出した、ジェシ・ウインチェスターが
4月6日に亡くなった。享年69歳。

癌を患っていたことは知っていたが、亡くなると病名は何であれ悲しいものだ。

シンガー・ソング・ライターなんてジャンルに見向きもしなかった私をも虜にし、
音楽を聴く、或いは楽しむ幅を拡げてくれた一人がジェシであった。

ジェシの歌は私の心にいつもささやかな勇気を与えてくれ、暖かい焔を灯してくれた。

愛すべき歌い手ジェシ・ウインチェスター。
R.I.P.


追記

ウィキペディアによるとジェシの死は4月11日となっている。私は何故、この記事を
4月9日に書いたのだろう。どこでジェシの死去のニュースを知ったのかも忘れて
しまったのだが、誤った情報で早とちりをしたのなら間抜けな話であるがジェシの
死を悼む気持ちに今も変わりはない。(2015.5.10)

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FOR A ROCKER

2014-04-08 00:00:00 | ROCK

こう見えて(どう見えて?)結構ジャクスン・ブラウンのアルバムは、所持している。
たまたま「LATE FOR THE SKY」を買ったのが、ほんの数年前(笑)というだけの
後ろめたさはあるけれど。

ところが、私とジャクスンの相性が良いかというと全くの逆で、時々「何でこんな
辛気臭い(失礼)レコードを持っているのだろう。」と思うことすらある。だけど、更に時々
どうしても聴きたくなる瞬間が訪れる。その理由はわからないが、とにかくその一瞬に
応えるために、私はジャクスン・ブラウンのレコードを持ち続けている。

掲載写真は先日リリースされたジャクスン・ブラウンのトリビュート盤「LOOKING INTO
YOU」。2枚のCDには全23曲が収録されていて、私の無知を差し引いてもジャクスンゆかりの
ミュージシャンが多く参加していることがわかる、面子的に豪華なアルバムだ。

オープニングを飾るのにドン・ヘンリーというのは適任だろうし、また締めがJD サウザーと
いうのも最適だろう。デヴィッド・リンドレーはボニー・レイットのサポートをしているし、
カーラ・ボノフの参加も当然だろうが、個人的に嬉しい。

不思議なのが1人だけ2曲担当したライル・ラヴェットの存在である。正直に言って私は
ミュージシャンとしてのライルのアルバムを聴いたことがなく、俳優として或いはジュリア・
ロバーツの元夫として認識しているくらいだ。(そういえば「クッキー・フォーチュン」という
映画がありましたね。)ボスやベン・ハーパーといった人たちを差し置いて2曲歌うというのは
何か深い意味があるのだろう。

全体的に落ち着いたトーンで2枚のCDは統一されている。「暗い」というのは簡単だが
「暗い」の基準も人によってちがうだろうから、私はここでは「落ち着いた」と表現したい。
ジャクスン・ブラウンのオリジナルのイメージを損なわないような思慮深さが全体に
通底しているので、破綻無く安心して聴いていられるトリビュート盤であり、これは昨年出た
ジェシ・ウィンチェスターのトリビュート盤と同じような感触である。

意外にも1STから選ばれている曲が5曲と最も多く、次いで「FOR EVERYONE」と「LATE
FOR THE SKY」から4曲ずつ。私が初めて買ったアルバムである「LAWYERS IN
LOVE」からは1曲も選ばれていない。

ジャクスン・ブラウンの曲を最初に聴いたのは『SOMEBODY'S BABY』。次いでラジオから
流れてきたシングル『LAWYERS IN LOVE』を聴いて、同名アルバムを買った。
アルバムはブルース・スプリングスティーンのようにわかりやすくなく、数回聴いて投げ出したも
同然だったが、たまたまテレビで見た『RUNNING ON EMPTY』に感動して、また興味を持つ
といった、そういう個人的な心の浮き沈みを繰り返しながら、今も時折アルバムを取り出す。
今後もずっとそんな感じなのだろう。

それにしても『RUNNING ON EMPTY』のビデオで印象的なラップ・スティールを弾いている
デヴィッド・リンドレーの方に興味の比重が移るなんて、高校生の頃は思いもしなかったけど
それはまた別の話ということで。(笑)

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ROXY BY PERSON

2014-04-07 00:05:48 | ROCK

フランク・ザッパのHPに「ROXY BY PROXY」に関するアナウンスが載ったのは
もう1年半弱くらい前になるだろうか。73年にロキシーで収録された映像を発売する
ための資金を捻出するための策であったのだが、ライブ音源のマスターを1000ドルで販売し、
購入者はそれを複製する権利を有し、1枚売るごとに1ドル20セントをザッパ・トラストに
支払うという段取りのはずだった。

ザッパ・トラスト側は1000人ほどがマスターなるものを購入すると見越していたが
1枚1000ドルのCDを買う人は、おいそれと集まるはずもなく月日が流れ、普通にCDとして
流通しはじめた。

以前も書いたが資金を得たいなら、こんな面倒くさい方法でなくグレイトフル・デッドのように
録りためてあるであろう膨大なライブ・テープをどんどんリリースして集金すればいいのだ。
私がグレイトフル・デッドに対してそうであるように、例え滅茶苦茶早いリリース・ペースで
あっても、傍若無人な枚数の組み物であっても、ファンは購入するだろうから。

さて。私はもともと「ROXY & ELSEWHERE」という盤をそれほど好きではない。もちろん、
ザッパのロック・フォーマットでの演奏なのだから悪いわけはないのだけど、「LIVE IN
N.Y.」とか「BABY SNAKES」とかの方が好きだし、その後の88年ツアー時のライブ盤
や「YOU CAN'T DO THAT ON STAGE ANYMORE」シリーズとリアル・タイムで
リリースされた盤を追いかけるのに必死だったというのも「ROXY」をそれほど聴かなかった
理由になるかもしれない。

それでも「ROXY」云々を抜きにしてもFZの未発表ライブ盤となれば聴きたいのは当然
なので、今回のリリースは大歓迎。ジャケットの荒い質感の写真は、「ROXY & ELSWHERE」
のジャケットの質感を踏襲しているといえばそうだろうし、ロキシーの映像の質感そのもの
であるといえば、それもそうなのだろう。

アルバム「ROXY & ELSWHERE」にはロキシーでの演奏は73年12月10、11、12日の
ものが使われているとクレジットがある。今回の「ROXY BY PROXY」は12月9、10日の
演奏とのクレジット。ふ~む。やっぱりロキシーの映像作品作成費用の捻出なら、この4日間の
ライブでリリースできそうなものを全てCDにして売ればよかったのに、と思ってしまう。
先に書いた「YOU CAN'T DO THAT」シリーズのVOL.1とVOL.3に小出しにしたヤツが
あるのだから。

それにしても「ROXY BY PROXY」って、韻を踏んだいいタイトルだと思うが、タイトル通りに
いやザッパ・トラストの思惑通りに事が運ばなかったのは当然といえば当然かもしれない。
配信だなんだの時代に個人レベルの「複製」での売り上げを期待する方がどうかしている。

そして。件のロキシーの映像が例えDVDクラシック・アルバム・シリーズでのボーナス映像の
『MONTANA』と同程度の画質でしかリリースできなかったとしても、必ず買います(笑)から
ザッパ・トラストには何としても映像のリリースもお願いしたいところだ。

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CH CH CH CH CHANGES

2014-04-06 00:01:36 | DAY BY DAY

近年稀にみる最高のエイプリル・フール。

ボウイ様のピクチャー7インチ『CHANGES』がAA面(B面)に収録されるライブ音源違いで
12枚リリースされるというニュースが流れた。情報源はボウイ様のHP。

まずは4月19日のレコード・ストア・デイで4枚リリースされ残りは後日発売で、AA面に収録
される『CHANGES』のライブの録音年代までご丁寧にも記載されていた。

私はマジで焦った。各々500枚限定のこの12枚を手に入れられるのかどうか・・・。
検索するともうすぐレコード・ストア・デイだというのに、何処でも予約を受け付けていない。
う~む。ボウイ様のHPのショップでも販売は無いのか・・・。

で、翌々日にまた検索。あれ、この情報を流したというかコピーした日本語の数多のサイトが
この記事を消去しているではないか。もう一度ボウイ様のHPへいってみる。
まだ記事はニュースとして残っている。

あれ、まてよ。記事が書かれたのは4月1日か。
これは、やられた。(笑)
世界中で何人がこの記事に振り回されたかと思うと、自分のことは棚に上げて何だか
笑いがこみあげてきた。

大体、『STARMAN』から始まったピクチャー・7インチ・シリーズは、以降発売順にタイトルが
続いているのだから、いきなり『CHANGES』に遡るわけないわな。(笑)
残念に思いながらもホッとしたのが正直なところである。

しかし、見事に踊らされてしまった。(笑)


 

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ROCK AND ROLL DOCTOR

2014-04-05 00:05:38 | ROCK

これまで、まとまったリトル・フィートの映像と言えば77年にドイツのテレビ番組「ROCK
PALAST」で放送された映像が商品化されているだけであったが、先日76年のオランダの
ピンクポップ・フェスティバル出演時の映像が商品化された。
DVDとCDの組み合わせで、DVDには9曲、CDには11曲が収録されている。

野外コンサートでの特設ステージは客席の目線よりかなり高い位置に設置され、尚且つ
ステージそのものが異様に狭いので、いずれにせよ通常のアリーナやライブハウスでの
映像とは違う雰囲気を楽しむことができる。

演奏に関してだが、この時期の演奏が悪かろうはずもなく見所聴き処は満載。
ローウェルのスライドは勿論だが、要所を締めるビル・ペイン、ローウェルと張り合っても
見劣りしないスライドも披露するポール・バレアと皆がいきいきと演奏する様は見ていて実に
楽しい。そしてバンドの屋台骨がケニー・グラッドニーであることにいやでも気が付く映像
でもある。

面白いのは、メンバーがマラカスをどんどん客席に放り込む幾つもの場面。一体、何セットの
マラカスを持ち込んでいたのだろう。(笑)最後の『TEENAGE NERVOUS BREAKDOWN』
では曲の途中でローウェルがステージを去り、「えっ?」と思っているうちに、どんどんメンバーが
減っていき誰もいなくなったと思ったら、それでもベースだけ鳴っている。そしてステージ
裏側に集結したメンバーがベースにあわせて曲のコーラスをつけるという演出が最高に
格好良いのだ。最後はまたステージに戻って大団円で良かった、よかった。(笑)

このピンクポップ・フェスの映像は『COLD COLD COLD』1曲のみが「ROCKPALAST」の
DVDのボーナス映像として収録されていた。このDVDにはビルとポールのコメントが
副音声で入っているのだが、二人はこの映像が何処でのライブかを正確に把握していない。(笑)
ビルは「ロンドン南部」だなんて言っているし。ビルは年代だけは正確に記憶していたようだ。
そして、『DIXIE CHICKEN』と『TRIPLE FACE BOOGIE』をメドレーで演奏したことを
回想する。

そんなメドレーがあるんなら、見たいものだと思って10数年。ようやくそれを見ることができた
喜びは大きい。それにしても映像がなくてCD音声のみの2曲のうちの1曲が
よりによって『OH ATLANTA』とは・・・。
またいつ見ることができるのかできないのかもわからない映像に対しての欲望が
頭をもたげてきた・・・。(笑)

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GOING BACK HOME

2014-04-04 00:02:56 | ROCK

末期の膵臓癌を宣告されながら、残りの短いであろう時間を精力的にライブ活動に
充てるウィルコ・ジョンスン。そんなウィルコの新作は何とロジャー・ダルトリーとの
コラボレーションであった。

名門チェス・レーベルからリリースされた、そのアルバム・タイトルは「GOING BACK HOME」。
ロジャーとの共作で新曲をつくるわけでもなく、1曲のディラン・カバーを除いてすべてが
ウィルコがかつて発表した曲をロジャーのボーカルで新録音しただけなのだが、これが
またえらく恰好良いのだ。

単に二人の組み合わせが物珍しいことを除けば、新機軸も何もない単なるノスタルジー的な
企画のように評する人がいるかもしれないが、そんなことは全く関係なく、ただひたすら
格好良い。ロックンロールは恰好よくなければならない、というか格好悪ければそれを
ロックンロールとは呼ばない。そんな酔っぱらいの戯言のような単純な物言いを、笑って
「その通りさ」と受け止めてくれる盤である。

ロジャーのボーカルにも張りがあって、レコーディング時のコンディションは良かったのだろうと
思えば、今後のあるかもしれないザ・フーとしての録音にも期待が膨らむというものだ。
もちろん、ウィルコと彼を支えるバンドの演奏に文句などあろうはずもない。自らの手で
既発曲に新たな命を吹き込むというのは、こういうことであると改めて認識する盤でもあった。

個人的に唯一残念なのは、ジャケットに使われた写真が全て二人の過去の写真であること。
ブックレットには二人で撮影した近年の写真もあるのだから、撮り下ろした写真をジャケットに
使ってほしかったと思うのだ。ブックレットには鮎川誠が写っている来日時の演奏中の
写真もある。

「あら、ウィルコとこんなに格好良く写っている日本人のギタリストの人は、何でこの間の
ストーンズの日本公演のゲストじゃなかったのかしら。」なんて思う英吉利のご婦人が
いたら、それは天晴だ、なんて阿呆な妄想も膨らんでしまった。(笑)

ウィルコのことを思えば、どうしても感傷的になるのだが、来年も再来年もこんなアルバムを
つくってライブ盤もリリースするような時間が続けばいいのにと思う。

ボブ・ディランが今すべきことは、ウィルコ・ジョンスンと共演することなのだ、とも・・・・。

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BUT SHE CAN ROCK ' N ROLL

2014-04-03 20:24:28 | ROCK

             

エルトン・ジョンというミュージシャンを継続的に熱心に聴いてはいないのだが、80年代
中頃くらいまでのアルバムは、それなりに揃えている。大多数の人はエルトンの名盤と
言われれば、すぐに「GOOD BYE YELLOW BRICK ROAD」を思い浮かべるのだろうが、
私もそんな一人で、この盤は別格扱いでよく聴いた。そんなアルバムの40周年記念の
豪華ボックスがリリースされた。

装丁は大袈裟なものではなく、昨年リリースされたイーグルスのDVD「HISTORY OF
THE EAGLES」と同じような感じである。中には4枚のCDと1枚のDVD、そして
100ページに及ぶ厚手の表紙も豪華なブックレットが収納されている。

面白いのは、この手の豪華盤が出る時の常である未発表デモやアウトテイクを集めたCDに
なんと若手ミュージシャンによるカバー曲が9曲も収録されていることである。大物の
トリビュート盤というのは多々あるが、ミュージシャン名義の箱物に他のミュージシャンの
演奏を9曲も収録するというのは、熱心なエルトンのファンからすれば首をかしげることに
なるかもしれない。

例えば、ストーンズやザ・フーのアルバムのDXエディションに、他人のカバーが何曲も
入るのは私ならイヤだ。(笑)それなら、ストーンズやザ・フー自身の演奏によるデモや
アウトテイクをもっと聴きたいからに他ならない。

さて、エルトンの本盤の場合だが・・・。実は私はここに収録されたほとんどのカバーを
気に入っている。イメルダ・メイとかフォール・アウト・ボーイズの名前くらいしかしらないのだが
他のミュージシャンも皆、気合の入った丁寧な演奏をしていて各曲の新たなバリエーションを
生み出したといっても過言ではない。まあ、それは元の曲がよくできているからだろうし、
私がエルトンの熱心なファンでないからかもしれない。(笑)

DVDは73年のドキュメンタリーで字幕もないのだが、当時のインタビューや断片的な
ライブ・シーンを見ることができて、これはこれで貴重である。絵的に冴えない(失礼)ものの
派手なメガネや服は今見ればグラムというよりは笑いの要素もあって、これはエルトンが
得難いキャラクターであることを見事に証明している。

2枚のCDに収録された73年のハマースミス・オデオンでのライブは、その抜粋が
ブートレグにもなっていたが、ここではたっぷりと17曲を聴くことができる。
ロックンローラーとしてのエルトンを再認識するのに最適なライブであるかもしれない。

欲を言えば、やはりもうちょっとスタジオ・アウトテイクを聴きたかったが、これはこれで
企画物として楽しい箱であったというのが私の感想である。

さて、次はフーがカバーした『SATURDAY NIGHT'S ALRIGHT FOR FIGHTING』でも
引っ張り出して聴くとしますか。(笑)

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AREA 215

2014-04-02 00:01:17 | LAND OF 1000 DISCS

       

PETER TOSH / LEGARIZE IT (1976)

PETER TOSH / BUSH DOCTOR (1978)

       

FREDDIE McGREGOR / MR McGREGOR (1979)

TRADITION / ALTERNATIVE ROUTES (1978)

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AREA 214

2014-04-01 00:04:33 | LAND OF 1000 DISCS

       

LEE PERRY & THE UPSETTERS / MUSICAL BONES (1975)

UPSETTERS / BLACKBOARD JUNGLE DUB (1973)

       

LEE PERRY / KUNG FU MEETS THE DRAGON (1975)

LEE SCRATCH PERRY / ARKOLOGY (1997)

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