HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

STARLESS

2014-11-08 10:37:59 | ROCK

    

もう、出来の悪い中学生が宿題の山を抱えてあたふたしているのと全く同じ状態である。
相方には「ふざけるな。」と怒られるし。(笑)

74年にリリースされたキング・クリムズンの「STARLESS AND BIBLE BLACK」が
CDやらDVDオーディオやらブルーレイオーディオといった様々なフォーマットを
含む27枚組というなんだかお腹いっぱいのボリュームでリリースされた。
今回はタイトルが「STARLESS」だから別物という訳で「同じものばかり買って!」
という叱責に対抗できるかと思ったのだが、当然のように無理であった。
いや、何枚も何時間にもわたって聴いていると、いいかげん呆れてくる気持ちも
わからないでもないが。(笑)因みに今はディスク10を聴いている。

  
  

ブルーレイ・オーディオの特性を活かしきる再生装置を持ち合わせてはいないが、
「RED」「LARKS' TONGUES IN ASPIC」の大箱に収録された映像をまとめて
見ることができるは便利かな程度の有難味は感じている。

今回も数多くのライブ音源が収録されていて、その数は全部で17公演。
そのうち、音質の良い2公演は「THE GREAT DECIEVIER」や「THE NIGHT
WATCH」として題された盤で聴くことができた。「THE NIGHT WATCH」として
リリースされた73年のアムステルダム公演はミックス違いの聴き比べができる。

完全初登場音源が4公演、これまでダウンロード・オンリーで初CD化が4公演。
他にもオーディエンス録音故にボーナス扱いの2公演や、コレクターズ・クラブで
発売されたものもあり、何とも贅沢極まりないセットである。メモラビリアや
ブックレットの充実ぶりも嬉しい。

ディスク11に突入。なんだ、この日のキレ具合は。ブラッフォード、ウェットンは
言うに及ばずクロスも含めてもの凄く手数が多くまるでバンド内戦争(笑)。
今まで聴いたなかで、最も凄い一日かも。

それにしても。「RED」は24枚組、「LARKS' TONGUES IN ASPIC」は15枚組
であった。果たして、「ISLAND」や「LIZARD」の大箱は出るのか?。
ちょっとだけ期待している私がいるのだが、いまここでそれを相方にいう訳には
いかない。わかってくれるかい?。(笑)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする