HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

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VENUS AND MARS ARE ALRIGHT TONIGHT

2014-11-09 00:23:39 | ROCK

   

ポール・マッカートニーのデラックス・エディション・シリーズの第六弾は、75年に
リリースされた「VENUS AND MARS」。ウイングス、いやポールの全キャリアに
おいても、個人的にはベスト5に入る程度に好きな盤であるが、今回はCD2枚と
DVD1枚で「あの値段か。」という不満が先に立ってしまった。

まあ、豪華な装丁の箱に写真満載、おまけも付いていつもの大物感満載であるのだが
やっぱり高いなあと思うのは、初登場音源が少ないということからそう思うのかも
しれない。国内盤はハナから無視。ビートルズ好きの懐を直撃するような価格設定は
上等、来月でる本家本元の紙ジャケで更にありったけ毟り取ってください。(笑)

それでもCDの音質は良かったし、ポールの各種93年版CDを持っていない身と
しては、ほとんど「初登場」のようなものだから、まあいいか。(笑)
ワン・ハンド・クラッピングから音だけ持ってきたのは水増し感があるが、『ROCK
SHOW』のオールド・ヴァージョンは素直に嬉しかったし、DVDで見ることが
できたニューオリンズ訪問の映像やエルストリー・スタジオでのリハーサル映像は
大きな価値があると思う。

なんだ、結局は楽しんでいるじゃないか。(笑)

    LPについていたステッカーや
ポスターも完全復刻してくれたら、もっとよかったのだけどね。

それにしても、ヒプノシス製作のジャケットのセンスは素晴らしいと今でも思う。
もし、この二つの球体のデザインを活かした上記ステッカーのような文字が入った
Tシャツがあれば、即座に買うのだけどね。(笑)

勿論、ヴィーナスとマーズは今夜もご機嫌である。

 

同時に発売された第七弾の「WINGS AT THE SPEED OF SOUND」も購入。
あれ、俺はこの盤を聴いた記憶が無い。(笑)LP棚を見に行くと確かに無い。
何だか冴えないジャケット・デザインだったのと、後追いながら先に聴いた「LONDON
TOWN」が気に入らなかったので、「どうでもいいや。いつかそのうちに。いつでも
買えるし。」と思って今に至ったのかもしれない。ああ・・・・。

よって、『LET 'EM IN』や『SILLY LOVE SONGS』といった馴染みの曲以外は
私にとって「初登場」音源。(笑)ボーナスCDも含めて有り難く拝聴しました。

コメント
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