もう、出来の悪い中学生が宿題の山を抱えてあたふたしているのと全く同じ状態である。
相方には「ふざけるな。」と怒られるし。(笑)
74年にリリースされたキング・クリムズンの「STARLESS AND BIBLE BLACK」が
CDやらDVDオーディオやらブルーレイオーディオといった様々なフォーマットを
含む27枚組というなんだかお腹いっぱいのボリュームでリリースされた。
今回はタイトルが「STARLESS」だから別物という訳で「同じものばかり買って!」
という叱責に対抗できるかと思ったのだが、当然のように無理であった。
いや、何枚も何時間にもわたって聴いていると、いいかげん呆れてくる気持ちも
わからないでもないが。(笑)因みに今はディスク10を聴いている。
ブルーレイ・オーディオの特性を活かしきる再生装置を持ち合わせてはいないが、
「RED」「LARKS' TONGUES IN ASPIC」の大箱に収録された映像をまとめて
見ることができるは便利かな程度の有難味は感じている。
今回も数多くのライブ音源が収録されていて、その数は全部で17公演。
そのうち、音質の良い2公演は「THE GREAT DECIEVIER」や「THE NIGHT
WATCH」として題された盤で聴くことができた。「THE NIGHT WATCH」として
リリースされた73年のアムステルダム公演はミックス違いの聴き比べができる。
完全初登場音源が4公演、これまでダウンロード・オンリーで初CD化が4公演。
他にもオーディエンス録音故にボーナス扱いの2公演や、コレクターズ・クラブで
発売されたものもあり、何とも贅沢極まりないセットである。メモラビリアや
ブックレットの充実ぶりも嬉しい。
ディスク11に突入。なんだ、この日のキレ具合は。ブラッフォード、ウェットンは
言うに及ばずクロスも含めてもの凄く手数が多くまるでバンド内戦争(笑)。
今まで聴いたなかで、最も凄い一日かも。
それにしても。「RED」は24枚組、「LARKS' TONGUES IN ASPIC」は15枚組
であった。果たして、「ISLAND」や「LIZARD」の大箱は出るのか?。
ちょっとだけ期待している私がいるのだが、いまここでそれを相方にいう訳には
いかない。わかってくれるかい?。(笑)
>わかってくれるかい?。(笑)
わかってあげない。(笑)
奥方に内緒で私書箱などを作って
そこへ届けてもらったら?
そして、カセットにダビング(死語か?)して
クルマのみで聴くとか。
昔、自分、LPを10枚くらい店で買ってきて
奥さんにみつからないようにそっと下駄箱などに
隠しておき、やつが風呂に入っているときに
ひそかにレコ棚へ並べたりしておりました。
それにしても、これお買い上げですか。
デッドの30枚組ならばそれぞれの盤に
趣向があったりして楽しめそうだけど、
starlessだけではちょっと。。
「LIZARD」は、細かいことにうるさそうな
ジョン・アンダーソンが入っているので、
契約が難しくなり大箱は出ないような気がする。
クリムズンの場合、静寂や細かいところまで聞き逃せ
ないので、エンジン音の大きい私の車のカーステには
不向きなのでした。(笑)
大量にレコードを買って帰った時は何となく気まずい
ものがありますよね。御禁制の品を持ち込むわけでは
ないのですが、いちいち「これは安かった。」とか
聞かれもしないのに説明したり。(笑)
「LIZARD」はゲスト参加が多い盤なので、権利の
クリアが大変かもしれませんね。