ピアノ製造 ファースト・ライン、セカンド・ライン、サード・ライン
ピアノメーカー業界用語に上記が存在する。ファースト、セカンド、サード・ラインという業界用語の意味 « 「ピアノでココロ豊かな人生を」ピアノ愛好家のための 浜松ピアノ店 を読んで欲しい。浜松ピアノHP以外で、「サード・ライン 他」を掲載するのは、Piano Music Japan が初である。
引用した浜松ピアノHP中、チェコのペトロフピアノが最も理解し易い。
- Petrof → ファースト・ライン → チェコで全工程製作
- Weinbach → セカンド・ライン → 中国ハイルン社で響板にフレーム・弦まで張り、チェコで胴体を組み立てる
- Rosrer → サード・ライン → 中国ハイルン社製作
- SCHOLZE → サード・ライン → 中国ハイルン社製作
ファースト・ラインは、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ファツィオリ など、「最高級ピアノだけ」製造しているブランドが存在している。サード・ラインは「スタインウェイ設計のボストン(→ 日本カワイ製造)、エセックス(→ 中国パールリバー製造)」が超有名。公正な会社 = スタインウェイ である。
◎スタインウェイ は「セカンド・ライン」は無い
ことを覚えて欲しい。この「セカンド・ライン」が超曲者なのだ。
上記のペトロフ社の「Weinbach」ブランドを見て欲しい、google検索すればわかるが、結構高い。「高く売る為にチェコで最終組み立て」である。日本ピアノも「ファースト・ライン」「セカンド・ライン」が存在する。インドネシア・中国の子会社で、途中まで製造し、最終組み立てを日本で行えば「日本製表記は法律通り」だからである。ヤマハ CFX はファースト・ラインだろうが、C1Traditional がファースト・ラインと思う人は少ないだろう。私高本 も思っていない。どこから上の機種がファースト・ラインなのだろうか? ヤマハピアノ売り場の担当者に尋ねても答えてくれないだろう。発表していないのだから。