Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

新国立劇場「フィデリオ」+「セビリアの理髪師」初日 立体批評第3回(No.1431)

2006-12-04 22:52:09 | その他

日本のオペラハウス新国立劇場の「レパートリーシステムは構築できたのか?」を検証する(3)



ノボラツスキー招聘は当初の目的を達成したのか?


 本日は、他のことは言及しない。当初掲げていた目的である

  1. レパートリーシステムを確立

  2. 年間公演演目&公演日数の増加

  3. オペラ聴衆の拡大


が『達成できたのか? 未達成なのか?』だけを追求する。


レパートリーシステムを確立


 「フィデリオ」上演の出来からして『大失敗』と言って良いだろう。

年間公演演目&公演日数の増加


 新国立劇場公演記録のページ をご覧頂きたい。
  • ノボラツスキー時代 → 4年連続10公演(1公演 「沈黙」に地方招聘公演の記載が欠けている)
  • 五十嵐時代後半2年 → 11公演

 これが実績。完全に「公演演目は減少している」が実態。『ノボラツスキーは口先だけ』が任期終了まで続いたことになる。

オペラ聴衆の拡大


 8月29日号 にも記載したが朝日新聞に揶揄されるほど聴衆が減少している状況。

  1. ノボラツスキ新国立劇場オペラ部門芸術監督が実行した「シングルキャスト強行」が集客を悪くした

  2. ノボラツスキ新国立劇場オペラ部門芸術監督は、ベルク「ルル」にて、3幕版 → 2幕版 の醜態を晒して、完全に聴衆から見放された

  3. 五十嵐前芸術監督時代の「Aキャスト」に比べて、ノボラツスキ芸術監督時代の「シングルキャスト」が『完全に聴き劣りした』

  4. 五十嵐前芸術監督時代に「定位置座席確保」していた最上客を、ノボラツスキ芸術監督は「座席は抛り出し」作戦に出て、大半の客に見捨てられた


これも失格。

ノボラツスキー招聘は完全な見込み違い


となった。私たちが払った酷税はどこに消えていったのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする