Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

新国立劇場「フィデリオ」+「セビリアの理髪師」初日 立体批評第1回(No.1428)

2006-12-01 23:48:07 | その他
「作曲家論:バッハ第2回」以降、実質10日以上も更新をサボってしまった。読者の皆様、ごめんなさい。

  • 「フーガの技法」 = バッハを代表する名曲

までは理解できたのだが、伝え方が未だにわかりません。「バッハ本」も結構読みましたが、「バッハ学者」とか称している皆様も「フーガの技法」を理解しているのか? は相当疑問に感じました。わかっているのかなぁ?

  • 前回更新が止まった → シューマンピアノソナタ第3番 がわからなかった
  • 今回更新が止まった → バッハ「フーガの技法」 がわからなかった

が実績。他の私高本の二日酔いとか、帰宅遅れ とかが原因の1~2日程度の更新遅れを除くと
  • Piano Music Japan と言うブログは、書き手 = 私高本がわからないことがあれば、アッという間に更新が止まるブログ

が正しい認識だろう(爆
 この期間にコメント頂いた方もいてありがたい限りです。感謝!


日本のオペラハウス新国立劇場の「レパートリーシステムは構築できたのか?」を検証する(1)


オペラ部門芸術監督 = ノボラツスキー の最後のシーズンの「レパートリーシステム演目初日」を聴いての上での批評



 『音楽批評の意義』の1つに、『原点に立ち返って振り返ることができる』がある。 「ヒョーロンカの祖先 = ロベルト・シューマン」も言っていたような気がする。(← 気になる人はドイツ語の原典を読んで下さい。日本語訳は抜粋のみ)

  • 「ヨーロッパのオペラ文化を積極推進するために、ウィーン国立歌劇場のノボラツスキーをオペラ部門芸術監督に招聘」

が新聞&クラシック音楽専門雑誌共通の公式発表だった。確か

  1. レパートリーシステムを確立

  2. 年間公演演目&公演日数の増加

  3. オペラ聴衆の拡大


が掲げられていた。数紙&数誌読んで共通していたので、間違いないだろう。解任が決定した今年度の演目も「解任前に発表済み」だった(← アトレ会員への有料情報でかなり早く通知が来ていた)ので、4シーズン目に当たる今回の「レパートリーシステム演目」の出来は、ノボラツスキーの「意図」を再現してると考えられる。読者の皆様や私高本がツッ込んだ「酷税」が有効に活用されているのか? いないのか? も含め、検証したい。無理すると「更新ストップ」が待っているので、数日に亘り無理なく記述する。


「セビリアの理髪師」 > 「フィデリオ」 は決定的!


 細かいことは明日以降に書く。 S券=21,000円 もする「再演演目」は、今後各3日の公演では「埋められない質の差」が存在する。断言する。

「セビリアの理髪師」 は出来が極めて良く、「フィデリオ」はスカ


である。 個々の演奏や解釈、または原因追及などについては明日号に書く。はっきり言って
  • 「フィデリオ」がS券 = 21,000円 はボッタクリ
  • 「セビリアの理髪師」のS券 = 21,000円 は納得価格

である。続きは明日。
コメント
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