一昨日の演奏会の批評。 シューマンを中断しても書きたい充実した演奏会だった。
大井範子ソプラノリサイタル を聴いた。
の強力な布陣であったが、聴衆の期待に添った名演奏が聴け、「イタリアオペラのエッセンス」が聴けた収穫の多い演奏会であった。
全体を通しての印象とすると
である。 大井の師匠 = 折江 の存在感が、素晴らし過ぎたのかも知れないが。
大井範子の演奏は、聴いていて心地良い。これに後1つだけ、『折江が有していて、大井が未だ手にしていない = ダイナミクスの拡大』 が実現すると、大井の活躍の場はさらに拡大することだろう。 まだまだ「声が伸びる」時期(の年代に私高本は見えた。年齢表記無し)大井 なので、次回リサイタル が楽しみである。『折江のフォルティッシモ』を体得すれば、「鬼に金棒」になると、私高本は感じた次第である。
村上 のピアノは、(ピアノ専門ブログなので)詳述したい。全てが良かったが、特に
であった。『指だけで紡ぎ出すレガート』が延々と繰り広げられ、「リストか?!」とまで思わせる「ピアニストの超絶技巧」であった。 イタリアオペラリサイタル を聴くならば、村上で聴きたい! と思った日であった。
丁寧に練り上げられた イタリアオペラ名場面集!
大井範子ソプラノリサイタル を聴いた。
- ソプラノ = 大井範子
- バリトン = 折江忠道
- ピアノ = 村上尊志
の強力な布陣であったが、聴衆の期待に添った名演奏が聴け、「イタリアオペラのエッセンス」が聴けた収穫の多い演奏会であった。
全体を通しての印象とすると
- テンポにリズムに「イタリアオペラの愉悦感」をいつも聴かせる 大井範子
- 全体を通しては「ソロリサイタル」と言うよりも「大井範子 & 折江忠道 ジョイントリサイタル」に近い感触
である。 大井の師匠 = 折江 の存在感が、素晴らし過ぎたのかも知れないが。
大井範子の演奏は、聴いていて心地良い。これに後1つだけ、『折江が有していて、大井が未だ手にしていない = ダイナミクスの拡大』 が実現すると、大井の活躍の場はさらに拡大することだろう。 まだまだ「声が伸びる」時期(の年代に私高本は見えた。年齢表記無し)大井 なので、次回リサイタル が楽しみである。『折江のフォルティッシモ』を体得すれば、「鬼に金棒」になると、私高本は感じた次第である。
村上 のピアノは、(ピアノ専門ブログなので)詳述したい。全てが良かったが、特に
ヴェルディ「椿姫」が最高!
であった。『指だけで紡ぎ出すレガート』が延々と繰り広げられ、「リストか?!」とまで思わせる「ピアニストの超絶技巧」であった。 イタリアオペラリサイタル を聴くならば、村上で聴きたい! と思った日であった。