Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

天使の歌から筏へと

2023-03-16 | 
巡礼の道が短くなった。先行予約を取り逃した新制作「アシジの聖フランシスコ」五回公演中四回分の座席を確保した。もう一日も日程さえ空けば試して見るかもしれない。初日に続いて、二日目、三日目はTV映像化されるらしい。恐らくモニュメンタルな上演なので、ドキュメンタリー化するのではなかろうか。同時に制作を記録するのか。

但し、二回目以外は一週間おきの日曜日公演で工程表を見ると、13時に開場で、いつものようにレクチャーがあり、14時から演奏が始まる。これを生中継するのかどうかが問われるが、少なくとも歌はここに合わせてくる筈だ。だから11日後の木曜日までに映像化可能になる様に細かな演技やカメラなどを合わせて来るのだろう。

例えば二部の「天使の旅」は森の中で移動するので、1.5km程を皆で巡礼する。そして三部は「天使の歌」「鳥の説教」と18時から野外劇場で始まる。軽食が出る晩餐らしい。

21時には再び劇場へと戻ってとても重要な「聖痕」へと繋がる所でその時間経過の効果が生じるのかどうかが見どころだろう。そして22時に終演となる。

指揮者のエンゲルとは、この作品の事を話したことがあるかもしれない。もしあるとすれば私が彼をモルティエ博士に近づけたことになるのだが、記憶は曖昧だ。そういうことで、何回も訪問しないといけないぐらいの必然性や導きを感じている。

劇場内での座席は様々な角度や場所から体験できるように色々な場所を取った。野外はどのようになるのかは分からないが、ある程度は座席ランクによる区分けはあるのだろう。一番高価な席は、初日には空いていなかったところで、三日目に90ユーロでカメラに映る所かもしれない。初日は何時も配券されるような場所で66ユーロ、四日目は72ユーロ、最終日は29ユーロで試して見る席だ。打ち上げは感慨深いと思う。四回で261ユーロだから安いものだけど、往復の交通費が結構大きい。でもベルリンに出かけるのとは全然安い。

さて、そのベルリンでのこれまた大公演のイヴェントの席も確保した。何回もいけないので初日の一番高価な席を98ユーロで押さえた。こちらは会場の座席図を見ると管弦楽が横の端にあって、舞台の横で演奏するようだ。そこでこちらの興味は指揮にもあるので、その近くを希望していたが、指定は出来ずに割り当てられたのは下手から舞台を越えて管弦楽を見る方向になっていて、可也離れる。しかし上演予定写真が出ていて、そこから舞台を見ているとその奥に管弦楽団があるので、両方を同時に見れる席のようだ。階段状の座席になるようなので、水に浮かぶ筏の奥に管弦楽もよく見える筈だ。イの一番に予約したのでいい席を貰えたようだ。

そしてベルリン滞在序にフィルハーモニカーを聴きたいと思ったが、恐らく初日と二日目を聴けると思われる。最終日はペトレンコとエンゲルが競演で、エンゲルを聴きに行くことになる。但しぺトレンコの方は翌日にミュンヘンに動く筈なのでそこ迄追いかける。移動やベルリンでの滞在を考えておかないといけない。



参照:
純愛を習ったのは君から 2023-03-15 | 女
愛の巡礼の旅へと 2023-03-14 | 女

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