朝一番でパン屋に向かった。暑さを避けて一っ走りして汗を流しておくためだ。前夜早めに床に就いたが、やはり目覚めは早過ぎた。それでもベットで暫し過ごしておく方が心臓にいいだろう。誰もいなかったが、森は既に摂氏20度を超えていた。前夜は洗濯物の都合もあって裸で窓を閉めて寝ていたが、それぐらいで良かった。直射日光に痛められることなく、やはり気持ちよく早めに走れた。それだけでも朝起きは得である。
暑さはまだこれからだが、来週の衣裳は大体考えた。シャツはチュリッヒに着ていったものが綺麗なのでそのまま使う。首元はまだ考えていないが、気温にもよるだろう。明け方に誰かが紹介した来シーズンのベルリナーフィルハーモニカーの予定にエルフィーやルツェルンやバーデンバーデンが出てくるとぞくぞくとする。ルツェルンでは客席が映っていたが自分らしきを確認できなかった。画質が落としてあった。記録に残るのでどうしても衣裳を考えてしまうのだ。ルツェルンと言えば、宿を二種類予約しておいたが気になっていて、二月前になったので決断した。断った方は湖の端の方で価格も高く距離も遠いので断るつもりだったが、近辺の安いところが本当にいいのかどうか自信が無かった。もう一度調べると50ユーロ少しだが、機能的な宿泊施設なので、調理こそできないが買い出ししておけばコンサート後の夜食と飲み物ぐらいはどうにかなると思った。冷やさないでもいいスイスの赤ワインでも買えばよいかもしれない。朝食も有料であるが、昼食をしっかり摂れば買い置きで良いかもしれない。三泊四日で何回の会に行くかだけが問題だ。
懸案になっていた遠隔操作のVNCの問題点を走りながら考えていた。テストに先ずはPC側のビューワーにレアルVNCをインストールして使ってみることにした。小さなプログラムなので邪魔にならない。実際に使ってみると、やはり上手く入れなかった。そこでWLANのアドレスがNASと葛藤していることに気が付いた。つまりラズベリーパイとNASがしばしば同じアドレスに割り当てられる傾向がある。そこで消去しながら一つづつ固定していった。NASに.109を割り当てた。NASを導入してから自動的に割り当てられていた番号をその儘にしておいたが、初めて変えることになる。こちらの方は有線なのだが番号は同じである。それゆえにあまりシステムに関係の無いタブレットの方では入れて、SAMBA接続になっているPCでは駄目だったのかもしれない。
これでバルコンの温度を室内から監視可能となった。怪我の功名かNASの伝送の感じが少し変わった気がする。安定感が出てきたようだ。これは助かる。週末に録音したクリーヴランドからの演奏会の生放送中継前半の音を流した。最初のコンセルトヘボーと同じ曲の初演はこちらの方が上手く行っていた。ブラームスの交響曲四番の冒頭を素材にしている。それよりも驚くほど良かったのは二曲目のラベック姉妹と演奏したブルッフの二台のピアノのための協奏曲である。初めて聞いたがこれは見つけものだった。
木曜日に新制作「サロメ」の初日が迫った。その前に名録音を聞いておかないともう聞く機会が無くなる。手元にはカラヤン指揮のLPがあるが音楽的な参考にはならないので、YouTubeでベーム指揮か何かを見つけておこう。既に総稽古後の情報がちらほら出ているが、演出はいつものヴァリコフスキーの映画の断章を使う方法で「愛の嵐」らしい。それ以上に1940年代のナチに脅えるユダヤ人家庭を舞台にしたという事である程度成功するのではなかろうか?マルリス・ペーターセンの声も思春期の娘の歌声には合っているだろうから心配は要らない。気になるのは首を切られる預言者ヨハナーンのコッホの歌だけだ。どこまで持ってこれるのだろうか。
SSDからNASへとシステムを改良してから最初の夏である。締め切った部屋の中では下手をすると扇風機の様にファンが回っていたが、流石に静かになった。合わせて六個ほどのCPUが稼働していてファンが回りっ放しであるが、精々静かな扇風機を静かに回している程度の音も出ていない。音楽を流しても喧しく感じない。なんとも嬉しいことである。
参照:
弁証法的な辛い生活 2016-12-10 | テクニック
書き止める符に胸詰まる 2019-06-25 | 音
暑さはまだこれからだが、来週の衣裳は大体考えた。シャツはチュリッヒに着ていったものが綺麗なのでそのまま使う。首元はまだ考えていないが、気温にもよるだろう。明け方に誰かが紹介した来シーズンのベルリナーフィルハーモニカーの予定にエルフィーやルツェルンやバーデンバーデンが出てくるとぞくぞくとする。ルツェルンでは客席が映っていたが自分らしきを確認できなかった。画質が落としてあった。記録に残るのでどうしても衣裳を考えてしまうのだ。ルツェルンと言えば、宿を二種類予約しておいたが気になっていて、二月前になったので決断した。断った方は湖の端の方で価格も高く距離も遠いので断るつもりだったが、近辺の安いところが本当にいいのかどうか自信が無かった。もう一度調べると50ユーロ少しだが、機能的な宿泊施設なので、調理こそできないが買い出ししておけばコンサート後の夜食と飲み物ぐらいはどうにかなると思った。冷やさないでもいいスイスの赤ワインでも買えばよいかもしれない。朝食も有料であるが、昼食をしっかり摂れば買い置きで良いかもしれない。三泊四日で何回の会に行くかだけが問題だ。
懸案になっていた遠隔操作のVNCの問題点を走りながら考えていた。テストに先ずはPC側のビューワーにレアルVNCをインストールして使ってみることにした。小さなプログラムなので邪魔にならない。実際に使ってみると、やはり上手く入れなかった。そこでWLANのアドレスがNASと葛藤していることに気が付いた。つまりラズベリーパイとNASがしばしば同じアドレスに割り当てられる傾向がある。そこで消去しながら一つづつ固定していった。NASに.109を割り当てた。NASを導入してから自動的に割り当てられていた番号をその儘にしておいたが、初めて変えることになる。こちらの方は有線なのだが番号は同じである。それゆえにあまりシステムに関係の無いタブレットの方では入れて、SAMBA接続になっているPCでは駄目だったのかもしれない。
これでバルコンの温度を室内から監視可能となった。怪我の功名かNASの伝送の感じが少し変わった気がする。安定感が出てきたようだ。これは助かる。週末に録音したクリーヴランドからの演奏会の生放送中継前半の音を流した。最初のコンセルトヘボーと同じ曲の初演はこちらの方が上手く行っていた。ブラームスの交響曲四番の冒頭を素材にしている。それよりも驚くほど良かったのは二曲目のラベック姉妹と演奏したブルッフの二台のピアノのための協奏曲である。初めて聞いたがこれは見つけものだった。
木曜日に新制作「サロメ」の初日が迫った。その前に名録音を聞いておかないともう聞く機会が無くなる。手元にはカラヤン指揮のLPがあるが音楽的な参考にはならないので、YouTubeでベーム指揮か何かを見つけておこう。既に総稽古後の情報がちらほら出ているが、演出はいつものヴァリコフスキーの映画の断章を使う方法で「愛の嵐」らしい。それ以上に1940年代のナチに脅えるユダヤ人家庭を舞台にしたという事である程度成功するのではなかろうか?マルリス・ペーターセンの声も思春期の娘の歌声には合っているだろうから心配は要らない。気になるのは首を切られる預言者ヨハナーンのコッホの歌だけだ。どこまで持ってこれるのだろうか。
SSDからNASへとシステムを改良してから最初の夏である。締め切った部屋の中では下手をすると扇風機の様にファンが回っていたが、流石に静かになった。合わせて六個ほどのCPUが稼働していてファンが回りっ放しであるが、精々静かな扇風機を静かに回している程度の音も出ていない。音楽を流しても喧しく感じない。なんとも嬉しいことである。
参照:
弁証法的な辛い生活 2016-12-10 | テクニック
書き止める符に胸詰まる 2019-06-25 | 音
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