Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

スイスの山小屋で露天風呂

2017-02-15 | アウトドーア・環境
前回のスキーツアー以降風邪をひいたので更に無精になっていた。三回目のランニングだった。前回同様に沢沿いの奥が樵作業で封鎖されているので短いコース取りしか出来なかった。しかし前回とは異なり奥まで走り抜く意欲もあった。そして戻ってきたら軽く汗を掻いていた。漸く普通の運動が出来るようになった。まだ少し気管支に軽い炎症のようなものは感じるが、前回よりも標高の低いスキーツアーで問題になるようなことはないだろう。但し今回は荷物を担いだままであるからそれだけでも苦しい。

その間、熱を出したが大変苦になっていた歯茎の腫れがあまり目立たなくなっていた。この冬の寒気はこの炎症にあると考えているがこのまま炎症が少なく成ってくれるとありがたい。目下健康上の懸案になっていることであるからだ。それでもスキーツアーでの間には一日中全く感じなかったことを考えても心理的なものもあるようだ。少なくとも一日中運動をしていれば血行が良くなっていることもあるに違いない。

この辺りでジャクジーの写真でもあげておこう。まさかスイスの山小屋で露天風呂に入れるとは思ってもみなかった。地質学の学徒と一緒に浸かりながら、日本の火山地帯の話をしていた。要するにプレートの境には山があって温泉が湧いていて、アフタースキーにつきものだということだ。自分自身は山ほどにはスキーにはのめり込んでいなかったので、日本の大スキー場は知らないのだが、こんなスイスのスキー場もない山奥で露天風呂とは考えてもみなかった。それも予約さえしておけば無料でお湯を沸かしてくれるのだ。

燃料はどうしているかというと、ただ薪で沸かすので二時間近く掛かるようで、あとはモーターでバブルにしているだけだ。自分自身はシャワーを浴びてから入ったことになるのだが、後でシャワー室をのそくとシャワーを浴びていて、汚い連中と同じ湯につかったかと思わず叫ばずにはいられなかった。サウナでも同じなのだが、ジャグジーとなると無精なことをしている。風呂の浸かり方から教えてやらなければいけない。日本の温泉のことを話すとサルの湯治の映像は皆が見ていて、なるほどと思った。

日本にスキーツアーしたという人のまた聞きでは森林地帯が多かったというので北海道で滑ったのではないかと説明していた。実際に日本アルプスのスキー場で森林限界以上のピステはどれぐらいあるのか知らないが、二月の西穂高のスキー場を歩いて降りた印象では充分に森林限界の上だった記憶がある。



参照:
山小屋での静かな休息 2017-02-03 | アウトドーア・環境
小屋から出でて小屋に入る 2017-02-06 | アウトドーア・環境
コメント
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