Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

BGM程度に聞いてみる

2016-04-03 | 生活
日曜日はヴィーナーフィルハーモニカーの定期演奏会中継を聞かなければいけない。残念ながらネット中継は170kbsのMP3とその音質はお話にならないが、キリル・ペトレンコの定期公演初登場となると興味深い。そもそも座付の管弦楽団のそれであり、指揮者はヴィーンで学んだとしてもヴィーン訛りとはあまり関係が無い。それでも2004年にベルリンのコミッシェオパーを指揮したグスタフ・マーラーの交響曲のMP3録音をノートブックで聞くと、もし管弦楽団の力があったらばと思うところが次から次へと続く ― アンサムブルだけでなく、残念ながら各々のプロフェッショナルな楽師さんの力量が大分違う。要するにとても要求されるところが多いと思わせる。今回は声楽の入った「大地の歌」といっても、勿論ベルリンの交響楽団とは比較不可であり、座付管弦楽がどこまで演奏できるかは分からないが、結構楽しみである。せめて320kbsぐらいで流してくれればと思う。

発注した電源アダプターが届いた。電力や差し込みなど問題ないことを確認してから、電源を差し込んでみる。充電しない。これはおかしいと思って、以前使っていたものに戻っても充電しなかった。理由は過充電などを避けるためにある程度以下の蓄電度にならないと充電しないようになっているのだ。そしてもう少し電気を使てみてから試すと充電しだした。万事完了である。テスターで計ろうかとも思っていたが要らぬことをしてショートさせることも無かったので良かった。

富士通製のライフブックに合わせた英国のLAVOLTAと称する中国産の商品である。加熱・過電圧防止機能がついていているので安心だ。二年間保証で、あまり熱くならないとすこぶる評判がよい。これで気軽にノートブックを仕事机から仕事机へと動かすことが可能になり、電源を気にすることなく使い続けられる。

それによってワークステーションの電力消費を抑え、そして品質の良いBGMを楽しみながら、春の陽射しを浴びながらノートブックで仕事が出来るようになる。このノートブックは主に設置用として購入したが、だから重量も重めで割安だった。2012年12月からであるから三年を超えた。あと三年ぐらいを目標に酷使して元を取りたい。

十代の頃はBGMが無くてはならなかったのだが、音楽に関しては時々邪魔になるようになってきた。仕事の邪魔にもなり、音楽にも邪魔になるといった塩梅である。それでもさして脳を使わないような単純な事務仕事なども避けられないので、そのようなときには美しいBGMが喜ばしい。今までならばワークステーションの音に邪魔されていたのだが、ノートブックとなると街の騒音に比べて大分静かである。

週末は大分暖かくなる予想だ。それでも窓を開け放つ必要はないだろう。丁度BGMには良さそうだ。先日購入した中世の音楽やルネッサンス後期の音楽、それとも真面に聞いていないキット・アームストロングの弾くベッヒシュタインの響きなどを流してみようか。



参照:
ノートブックの浹雑音 2012-12-21 | テクニック
きっとアームストロング 2016-01-15 | 音
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