Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

席次次第ではない味

2015-03-28 | SNS・BLOG研究
2013年産シャルタヴァインを開けた。久しぶりなのでその変化に驚いた。もともと酸が大変効いていながら、樽で寝かしてあったので、秋にはとてもよい感じで楽しめたリースリングだった。その分、その背後にあるミネラルや素性が見えにくかったのかもしれない。そして、ここにきて酸は決して丸くはなっていないのだが、背後で支えるようになると、とんでもなくおかしな味が出てきているのだ。所謂2013年のスパイシーさの一種で、この場合はどちらかといえば拗ねた印象であまり快適ではない。それでも2013年産の特徴の優れた酸が通っているので、しばらく寝かして瓶熟成をするようになるのが待たれる。明らかにロベルト・ヴァイル醸造所のリースリングは正しい道を歩んでいるが、これだけ味に変化があると通以外は失望するかもしれない。2013年産のスパイシーさはまさにこの特徴にあり、酸が下支えしていることでどれだけ寝かす判断が出来るかどうかが評価の鍵となる。それでもプファルツのそれでも現在明らかに谷に入りつつあるので、飲み頃が難しくなってきている。追加購入しようと思っているので、勝負どころである。2014年産よりも本格派のリースリングになるわけではないが、きっりっと輝く通向きの繊細極まりないリースリングが将来話題になるのは間違いない。

何気なくアクセス数を見ていると、大きな数が混じっていた。5267件の訪問者数で、6559の観覧数であった。通常ならば三倍ぐらいの観覧数になるのだが流石にその様にはなっていなかった。二百十四万件のGooブログの中で29番になっている。長くやっているとスロットマシーン的にこのようなことがあるのだが、流石に二桁はなかった。日蝕であれ何であれ凄い席次である。入学試験模擬試験席次ならば東大の理科三類合格有力である。考えてみればその数からすれば数年前の数分の一の数でしかないだろうから、決して天文学的な数ではない。そもそも席次などは、合理的に目指していけば行き着くところに行きつくのである。それでもやはり一桁となると可成り空気が薄くなりそうだ。



参照:
合わせものの楽しみ 2015-01-27 | 生活
胸がパクパクする運動 2014-11-24 | アウトドーア・環境
コメント
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