Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

バルコンでPCで寛いだ午後

2010-08-02 | アウトドーア・環境
今日は朝の内に一日の最大のイヴェントを終えてしまったのであとは精々寛いだ。お待ちかねのステーキには赤ワインを開けた。2003年産のピノノワールである。ドイツではピノノワール元年のような貴重な暑い夏の年だったので大事においておいた一本である。16ユーロほどのものであるが、決して良くはなっていなかった。酸味が感じられなくなった分、最初に苦味なども感じて開くのに時間が掛かった。なるほど2003年産ドイツのピノノワールがブルゴーニュのそれにはじめてまともに挑戦出来る年であったが、やはり暑さだけでは駄目である。白檀香などの最初に感じていたものは健在であったが、感動するまでのものではなかった。上のクラスのものならばまだ楽しめるだろが、その次に躍進を見せた2005年産のピノノワールの方が時間が経てば素晴らしいかも知れない。既に一本注文してある2005年産の40ユーロのものも秋には試飲出来るだろう。そんなことを言いながらプファルツ風の玉葱と一緒に焼いたステーキと夕食のバジルのペストで一本を空けて仕舞った。

無線LANの使い心地は完璧であるが、ノートブックを無線で使うようになると今度は電源コードが邪魔になり、充電池の弱さや将来性が気になってきた。調べて見ると、純正品は高価である。しかしそれなら必要ない。なぜならば、その純正品の使用時間の公称四時間は一度も使えた例がない。精々二時間までが限度で、現状であると一時間ぐらいしか使えないような感じである。また、安いものでは四十ユーロから六十ユーロで使えそうなものが出ている。ものによっては消耗品であるから半年の商品保障などと書いてあるものもあって、最初は使えても直ぐに駄目になりそうなものもある。中には三年補償というものもあってそれには驚いたが、メ-カー名を明記してあり放電充電の十分な回数に堪えられると特記してある。まだ慌てる必要はないが、いづれついでに購入する必要があるのでお買物リストに入れておく。

パソコンで寛ぎながら、YouTubeでのダウンロード速度テストを引き続きやっている。ハリウッドのB/C級映画の完全ダウンロードが出来ることを知らなかった。なによりも良いのは英語の字幕無しのものが観れることだろうか。ドイツではなかなか二ヶ国語放送になるものしか原語トラックでは映画を観れないからである。なにか日本にいる時に語学の勉強と称して熱心に二ヶ国語放送を観ていた時以来でなんか懐かしい。そう言えば英語圏に住んでいなくても当時色々と使っている内に英語も分かるようになるだろうと予想はしていたのだが、その時想像していたように何時の間に時間が経って仕舞っていたのである。もちろんその他にも懐かしの内容はまだまだあるのだが、それは週が開けて回線のスピードが本格的に早くなってからでも良いだろう。

それにしても、米国映画を観ていると、サスペンス・ホラーでは車で追いかけられるようなシーンが多い。あれだけ広いところではその恐怖は分かるが、同じようにトヨタ車が牙を剥くというシナリオは出来過ぎというか、殆どこうした米国人の神経症に通じるように思える。
コメント (2)
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