Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

股裂治療への潜在的恐怖

2009-06-27 | アウトドーア・環境
週三回への道は険しい。レーヴァクーゼンからルートヴィヒスハーフェンに戻ってきた男が16時過ぎに電話を呉れた。水曜日の疲れが残っていて、少々疲れ気味であったがそうなると石切り場へと出かける。

昨晩はその石切り場で今まで手を付けていなかったテラピーツェントラルと言うルートをリクエストした。「え、まだ登っていないの?」と上の開発者が驚く。

なるほどその凹角を真っ直ぐ上まで二十メートルほど登るルートは見た目にも美しく、名前も優れている。今まで挑戦せずに隠れて登ってやろうという深層心理が働いていたのかもしれない。

それは下半部の90度の凹角内でのツッパリの厳しさゆえである。手の長さはまだしも足の長さが話題となると此方はついていけない。そうした不安が潜在意識としてあったのだろうか、余計に気になっていたようだ。

さて登ってみると、核心部は完全股裂き状態でないとやはり届かない。相撲の股割りではないが良く届いたものだ。体の柔軟性は全く自信がないのだが、つま先を上手く伸ばして初挑戦でなんとかなった。

なるほど命名者は、「怪我をした後でこうして手足を開く治療を本当にしたんだ」と、ルート名「治療施設」の命名の真相を語ってくれた。

昨晩の成果は勝ったり負けたりで力も漲ることがなくまあまあであったが、なんとなく身について来ているものと、今一つ体の軽さと力強さの足りないものを感じて、そこに課題が見えて来て順調である。

さて、今日明日と終日雷雨が予想されている。石切り場からやっと抜け出して本格的な雑食砂岩の岩峰や岩峰で週三回目を体験出来るかどうか何とも言えない。少なくとも筋肉の疲れを今日中に上手く解す努力をしたい。
コメント
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