Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

春へと向う陽射しの中で

2008-12-30 | 
天気予報どおりに、やっと本格的な霜が降りて総てが凍てついた。陽射しが強いので、早速買物帰りに散歩に出かける。

出来る限り日向を選んで進むのだが、段々畑の上の斜面はやはり都合が良かった。そこから谷影などを進む人影を上から見ていると何とも気持ち良い優越感に浸れるのである。

高みから降りて行くと、健康そうな娘さんと擦れ違った。先日も他の場所へと足を伸ばした際に、向こうからやって来るブロンドの若い女性を見かけて、期待せずに擦れ違い様の挨拶がてらに身近で見るととても美しい表情の女性で驚いた。意外にブロンドの美女は少ないのである。

クリスマス直前であったが、今時分は学生や若い人たちが親元に戻って来ているので、普段見かけない若い女性達をワイン地所で見かける。特に冬のワイン地所をうろうろしている連中は、ジョギングの親仁さんか、老人の健康管理か、犬の散歩か、ワイン農家従事者しかいないのである。

今日見かけた女性も、地元風の娘であったが、ぴちぴちとしていて、如何にワイン街道には平時そのような女性が少ないかを改めて思い知らされるのだった。

更に靴を履き替えて、車で家へと向うと、やはり毛糸の帽子などを被った若い女性達三人組など、このあたりでは見かけない新鮮な人たちを見かけるのであった。

葡萄の芽が息吹くにはまだまだであるが、陽射しがあると、もはや春へと向かっていることを感じさせる風景である。
コメント (2)
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