Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

木の実パンで乾杯

2007-12-14 | ワイン
ここ暫らく新鮮な野菜を食していなかった為か体がだるい。ワインやザウワークラウトでは補えないものもあるだろう。

先日は、醸造所フォン・バッサーマン・ヨルダンのヘアゴットザッカーを自宅で吟味する。酵母の味が、すき焼きのすれた匂いのようで、あまり良くない。昨年の2006年度産が一時的にしか良くなく、近過去的にもこの程度である。もともと、この地所は広いだけに区画差もあるようで、全体としては特別な土壌でも地所でもない。しかし、なかなか魅力的なワインを醸造している所も多いので、この名門の区画が特に優れていないことを物語っている。決して悪くはないが、価格に比べて特に良くはない。

そのヘアゴットザッカーの区画が良いのか、素晴らしく醸造しているのが、フォン・ブール醸造所である。2006年も素晴らしかったので2007年度産の発売が待ち遠しい。

その2007年産のフォンブール・キャビネットを試飲購入した。店で試飲した時は、抜栓ご時間が経っていたのかあまりよくなかったが、帰って来て開けるとやはり良かった。2007年産の酸が強く立っていて、酵母の香りを吹き飛ばす。香りや味の傾向は、ヘアゴットザッカーなどに近いが、フォルストのウンゲホイヤーなどが交じっている。想像するにラインヘーレもかなり交じっているような感じもする。

今晩は、クリスマス用のナッツの入ったパンをこれで楽しもう。
コメント (2)
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