パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

じゃがいも 2

2008-03-17 | food
畑の準備もでき、いよいよ植えつけた。

じゃがいもの切り口に灰をまぶし、芽のほうを上にして、置く。

3週間ほどで芽が出る。

これからが一日一日、楽しみな日が来る。
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磯の香りで新鮮朝食

2008-03-16 | food
週末はお酒を楽しむ機会が多いもの。
二日酔いのときの食事はいろいろ工夫があります。

手間要らずで結構いけるのが、もずく雑炊です。

私は沖縄料理の店で食したのが初めて。

日経の土曜日プラス1の「かんたん美味」で記事を見つけ、さっそく試しました。

これがなかなかいけます。

4人前のレシピです。
もずく200g、ご飯500g(軽く4人前)
A(だしカップ6 しょうゆ大さじ1、酒小さじ1、塩小さじ1.5)、しょうが1欠け

もずく(塩もずく、味付けもずくはやめたほうがよい)はさっと水洗いし、ざるにとります。長ければ3から4cmに切ります(食べやすい)。
しょうがは千切り(これも好みで)
ご飯はざるにとり、水洗いし、粘り気をとります(あっさりが合うので)
Aを煮立てて、ご飯を入れ、中火で。沸騰したらもずくを加え、塩加減を確かめて火を止めます。
(煮すぎると粘り気が出て、あっさりでなくなるので、気をつけること。)

お酒ともずくがなかなかいい味を出します。
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生き様 2人の鷹 「冬の鷹」 吉村 昭 4

2008-03-15 | 吉村 昭
吉村昭は、江戸時代享保年間、「ターヘルアナトミア」の翻訳「解体新書」に取り組んだ前野良沢、杉田玄白の2人の医師を軸に「冬の鷹」を執筆した(昭和49年(1974)。

人生50年という時代に、47歳にしてオランダ語の習得を決意、長崎に向かう良沢。
80歳にして寂しく死した学究・孤高の人「良沢」と、良沢の10歳年下で85歳まで生き、多くの師弟や家族に見取られ栄達を遂げる医者「玄白」の生き様はまさに対照的であろう。
前半を解体新書翻訳に、後半を2人をめぐる出来事を記述し、一気に読ませる。
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生き様 尾崎放哉 「海も暮れきる」 吉村 昭 3

2008-03-14 | 吉村 昭
吉村昭は後半、綿密な資料収集により伝記ものを書いた。

尾崎放哉(ほうさい)。鳥取県出身の俳人。1885年(明治18年) - 1926年(大正15年)
「海も暮れきる」で、放哉42歳の死地となった8か月の小豆島での生活を描く(昭和55年(1980)刊行)。

鳥取県のホームページで経歴や写真なども提供されている。http://www.pref.tottori.lg.jp/housai/

5.7.5や季語といった制約なく、自由に表現する俳句。
咳をしても一人
足のうら洗えば白くなる
肉がやせてくる太い骨である
いれものがない両手でうける

同じ結核で苦しみ、放哉は死を、吉村は一生を得る。
吉村得意の書簡などの綿密な資料分析から浮かび上がらせる放哉の生き様。
病に脅かされ、過去の栄光と今の貧困に悩み、酒で紛らせ、酒乱に自己嫌悪する日々。
淡々とその葛藤とむごいまでの衰弱の有様を通し、凄まじいまでの死に至る生き様を伝える。
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ベートーベン 6 ラズモフスキーさんへの贈り物

2008-03-13 | music/classic/Beethoven
時は卒業式シーズン。
ベートーベンからの贈物を紹介しよう。

2本のヴァイオリンとヴィオラとチェロで奏でる弦楽4重奏。
ベートーベンはハイドンが築いたといわれるこのスタイルを昇華させた。
時代により流行廃りがあるといわれるこのスタイルを用いて16の曲を作った。

なかでも有名なのが、ベートーベンが36歳のころの作品である。当時オーストリア大使であったロシアの貴族ラズモフスキー伯爵に贈った7から9番までの3つの弦楽四重奏曲「ラズモフスキー第1番~第3番」であろう。

音楽家として聴覚を失うという死に等しい絶望感から32歳の時のいわゆる「ハイリゲンシュタットの遺書」で克服し、34歳で交響曲第3番「エロイカ」を発表、傑作の森の時代といわれる頃の作品である。

高度なテクニックもさながら、なぜかオーケストラに接しているようなほどの重厚で荘厳な調べが堪能できる。
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ベートーベン 3「シンフォニー7番(3)」

2008-03-12 | music/classic/Beethoven
ベートーベン 7番
カラヤンのベートーベン全集3回目のベルリンフィル1976・77年盤から7番を聞く。
軽快で明快。メリハリもある。いいですなあ。
帝王が70歳を前にして、円熟のベルリンフィルを振る。シャープでレンジ幅が広い。ノイズもあるのかな。83年のデジタル録音にはない、ゆとりがある。耳に心地よい。
もちろんメンバーも違うし、カラヤン自身も老境にある。
61年・62年盤も聞きたくなった。

76年・77年盤 1楽章11:24 2楽章 7:57 3楽章 7:17 4楽章 6:24 33分02秒
83年盤 1楽章11:11 2楽章 7:40 3楽章 7:28 4楽章 6:24 32分43秒
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ベートーベン 3「シンフォニー7番(2)」

2008-03-11 | music/classic/Beethoven
春になればベートーベン7番かな。

木々の息吹を感じるこの頃。
リズミカルで気持ちのよい爽快感は「ベト7」でしょう。

名演名高いクライバー44歳(1930~2004)の時のウィーンフィル。
指揮の回数やレコーディング回数の少なさから、まさに伝説的カリスマ指揮者。ドイツ生まれ、オーストリア。

音が柔らかくきれいなウィーンフィルを、カルロス・クライバーの流麗なタクトが操る。
とかくアクセントに流されがちな、ガチンコなベートーベンでなく、明快ですがすがしささえ感じる優美なメロディが走り去る。
1975,76年録音。1楽章13:29 2楽章8:02 3楽章8:13 4楽章8:33 38分17秒
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沈丁花とラバーソウル

2008-03-09 | ビートルズ
今日、沈丁花が咲き出した。甘酸っぱい香りが漂う。梅が満開。

その傍らで、じゃがいもの畑作り。鶏糞と化成肥料を撒き、準備をする。
「ラバーソウル」は、1962年レコードデビュー、1970年解散したビートルズ6枚目のアルバム。65年12月発売。
1974.3.21に買った。高1の春休み。行き帰りに沈丁花の香りがする家があった。

ゆがんだアルバムジャケット写真。ヘルプとリボルバーの間に挟まれた作品。

ジョンとポールがまさにガチンコ勝負。そこにジョージが。
一言で言うとそんな感じかな。

ジョンの「ノーウェジアン・ウッド」「ノーウェア・マン」「ガール」「イン・マイ・ライフ」
ポールの「ドライブ・マイ・カー」「ミッシェル」
ジョージの「イフ・アイ・ニーデッド・サムワン」

パブロフの犬。条件反射でアルバムを聞くたびに沈丁花の香りが包む。
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ブルーノートでミッドナイト

2008-03-08 | music/jazz
少し春めいてきました。夜長も楽しくなる頃、ジャズもなかなかよい季節。
ケニー・バレルというギタリストで、ブルージーな気分はいかがですか。
アルバムも「ミッドナイト・ブルー」(63年ニューヨーク)。
ピアノレスのカルテットですが、テナーサックスにはこれもまた、しびれるハードな大人の低音・泣きのスタンレー・タレンタインです。
ラストの曲は「Saturday Night blues」。土曜の夜はブルースで。

このアルバムジャケットもいけます。
なにせブルーノート(4123)です。
ブルーノートはモダンジャズの名門レーベルです。ドイツ出身のアルフレッド・ライオンが1939年(昭和14年)にニューヨークで設立。レコード番号の1500番台、4000番台が有名。1500番代は1956年(昭和31年)から、4000番代は58年から。
また、フォトグラファーでもあるフランシス・ウルフ、レコーディング・エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダー、デザイナーのリード・マイルスによる分担制により、アート、サウンド、ジャケットデザインなど、単に聴くだけではなく、見ているだけでも楽しくなります。
関連本も手軽にありますよ。
『超ブルーノート入門』 著:中山康樹
『超ブルーノート入門完結編』 著:中山康樹
『ブルーノート再入門』 著:行方均
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夜中にジャズ。テナーを召しませ

2008-03-07 | music/jazz
ピアノのエディ・ヒギンズ・トリオがワンホーン・テナーサックスのスコット・ハミルトンと組んだ。
それも音のいいビーナスレコードだ。2001年ニューヨーク。
アルバム名も「Smoke Gets In Your Eyes」。オールデイズ。煙が目にしみるだ。

スインギーなハミルトンとゴージャスなヒギンズとくれば聞かざるを得まい。

少しボリュームを上げる。アキュフェーズのパワーアンプP-5000がヤマハのスピーカーNS-2000をドライブさせる。たまらなくテナーの息使いを伝える。

ほっと一息。たまらない瞬間。週末の至福の時。
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