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パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

ビートルズのすべて 11 解散への足踏み(10)

2013-10-14 | ビートルズ
さらにその年の暮れには、ジョージがアメリカの「ディラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズ」の一員として行動を共にするようになります。そのデラニーとボニーのコンビは一般的にはその存在は知られてはいませんが、60年代終わりから70年代半ばまでのアメリカイギリスでのロックシーンにおいて多大な影響を及ぼすなどロック史を語るに欠かせない存在です。
デラニー&ボニーは、アメリカの南部に根ざすリズム・アンド・ブルース、ゴスペルなど、ルーツミュージックを継承し、ソウルレビュースタイルのバンドに、後に脚光を浴びたレオンラッセルをはじめ、いろんなミュージシャンを抱えていました。ブルースベースのハードロックのグループ「クリーム」を経て、「ブラインド・フェイス」を結成したエリック・クラプトンが、デラニー&ボニーに心酔し、ブルースについて多くを学ぶことになります。後に結成した「デレク・アンド・ドミノス」も「ディラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズ」の主要なメンバーでした。
ジョージも「ディラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズ」の一員となるばかりか、後の主要作のメンバーとして、フレンズの面々を起用することになります。さらにジョンとヨーコも「ディラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズ」と交流を持つようになっていました。

ディラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズ「カミング・ホーム」

ボーカルはディラニーですが、エレクトリックギターは、エリック・クラプトンです。

ビートルズのメンバーはそれぞれにソロ活動を開始し、リンゴは、スタンダードナンバーに取り組んだ、「センチメンタル・ジャーニー」を発表。ポールも自身のソロ作に取り組み始めます。



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