パンダ イン・マイ・ライフ

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音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

ベートーベンのヴァイオリン協奏曲(2)

2010-05-04 | music/classic/Beethoven
ウクライナ生まれの20世紀を代表するヴァイオリニスト、オイストラフが、じっくり聞かせるベートーベンのヴァイオリン協奏曲。
1958年(昭和33年)、50歳という油の乗り切ったときの演奏。フランス国立放送局管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮を聞いた。

たしかに50年以上前の録音であり、鮮明さには今のもとは比べ物にならないが、この骨太の協奏曲を、ゆったりと、まさに歌い上げるテクニックと表現力、ふくよかな音色。
特に2楽章のアンダンテ。じっくりと聞かせる芳醇なソロ。なんともいえないひと時。
なぜ、このヴァイオリンコンチェルトが人気が高いか、それを改めてわからせてくれる円熟の演奏だ。

Total 45:45 ①25:35②9:45③10:25

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