吉村昭のエッセイ集に「街のはなし」がある。
平成に入り、女性向け月刊誌に6年間掲載された「箸袋から」という連載をまとめたものだ。(平成8年(1996)発刊)
これがまたおもしろい。女性向け雑誌であるから、女性論やファッション、結婚や見合いはもちろん、マナーや習慣、そして氏得意の食まで幅広い。
アメリカのフォークグループ「ピーター・ポール&マリー(P,P&M)」のアナログディスクを聞きながら読んでいたのだが、何か似ているのである。
つまり、個人とグループ、活字と音楽の手法は異なるが、さまざまな視点と題材、心地よい後味は同じなのだ。
P,P&Mもメッセージソングやカントリー、民謡、童謡からポップスまで、3人はハーモニーとギターで人生を語る。
仮に電気もない無人島に行くとしたら、吉村昭のエッセイ集はどれも離せないと思う。
平成に入り、女性向け月刊誌に6年間掲載された「箸袋から」という連載をまとめたものだ。(平成8年(1996)発刊)
これがまたおもしろい。女性向け雑誌であるから、女性論やファッション、結婚や見合いはもちろん、マナーや習慣、そして氏得意の食まで幅広い。
アメリカのフォークグループ「ピーター・ポール&マリー(P,P&M)」のアナログディスクを聞きながら読んでいたのだが、何か似ているのである。
つまり、個人とグループ、活字と音楽の手法は異なるが、さまざまな視点と題材、心地よい後味は同じなのだ。
P,P&Mもメッセージソングやカントリー、民謡、童謡からポップスまで、3人はハーモニーとギターで人生を語る。
仮に電気もない無人島に行くとしたら、吉村昭のエッセイ集はどれも離せないと思う。