光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

太陽と水星と地球が、一直線に並ぼうとしている

2006-11-08 07:22:40 | 星空・天体・宇宙
  朝の天気、晴れ。一変して、穏やかな秋の空。室温11℃。これは寒い。

  太陽と地球を結ぶ直線に、水星がどんどん接近している。水星の日面経過

  朝の11℃は、ちと寒い。きのう、やめようかと思ったが、冷たい雨の感触を探るため、外に出た。吹き飛ばされないようにするだけで、精一杯。去年の手帳を見る。11月の13日に初めて、11.5℃という値を認める。もっとも、11月1日、2日と12.5℃とある。恐らくこのころ灯油暖房機を出しているだろう。
  昔のここの家は、寒かった。冬は、室温が2℃、夜は0℃が当たり前で、でも私は、冷たい布団で眠った。ちょっとの間だけだが。今では、とても考えられない。
  PR誌を見ていると、不思議とやたら寒そうなところで生活してる人がいることがわかる。台所に立つと震えるし、暖房もまったくないという生活。好んでそうしているわけだ。そこを尋ねる方もいて、さすがに参るらしい。恐らく、その方にとっては、11℃は快適と言うことになるのだろう。修行中の人には、そういえば、火の気などない。
  何をするべきか、考える。冷静に対処しないといけない。

好日

2006-11-05 19:04:39 | 植物・花(秋)
  いつものぷらぷら歩きに出た。また暖かさがもどって、へたに厚着をするとかえってよくない。
  白い花を咲かせるサザンカがまず目に入ってくる。赤い花を咲かせるのの、これは少し前に出した、横に咲いているものである。しばらくすると、コスモスでは、一番賑やかだったところに着くが、実際は目と鼻のさき、すでに植物本体は、きれいに刈り取られている。だいたいの感じだが、咲き誇っているときは、植物は、歓迎される。しかし、時季が過ぎて、へなへなしてくると、そこからきれいさっぱり消えて、あるところでは、一箇所にまとめられて放置され、あるところでは、もとの炭酸ガスと水に分解されるようだ。だから、田舎は、秋になるといつもけむりの匂いがする。
  サザンカの話しの続き。しばらくゆくと、ヒマワリの咲いていたところに着く。私が何回か撮ったヒマワリもきれいさっぱりそこから消えて、しかし、その本体は、少し離れたところに置いてあった。これが、一番いいかもしれない。実にたくさんの花を咲かせた。その本体が、恐らく種も一緒に寝転がっている。また、春に、かどうかはわからないが、芽が出てくれる気がする。サザンカの話しだった。まわりはコスモスだが、サザンカが、しかも、赤系統と白のペアで咲いているところに着く。サザンカは、赤と白のセットにして植えるものらしい。
  これ以外に、何か面白いものはないか、お寺の方へ行く。いっとき、枯れそうになった巨大な竹がやけに緑濃い。その下にフジバカマがあるが、これは、まだなんとか見られる。そして、上を見上げれば、オーバハングしてるタケの緑が見えて、ここからのショットはよさそうだと思った。ひっくり返りはしなかった。
  もう一つ、ラッパみたいな花を咲かせているものを見た。秋も深いが、自然界の不可思議は尽きない。
  朝書いた、木々のなかに咲いていた、サザンカ。


2006-11-05 07:30:25 | 散策
  朝の天気、一応晴れ。雲は少ないが、透明感のない空気。今でも、人工衛星から、地球を見ると、青いのか。室温15℃。
  指を見ていたら、赤茶色の点を見つけた。内出血かと思ったが、触っているうちに、何かが取れた。棘か。よく見るが、血ではない。しばらくして、杉の枯れ枝の先っぽかと思った。
  ここの垣根の一番はしっこに、白い5枚の花びらを持つ、少し大きく、無機質、紙のような、中央のおしべは黄色、の花を咲かせる木を見つけた。すぐに、山茶花とわかった。ここにもあったのか。赤の花は、すでにファイルになっている。白はまだなので、早速ミニカメラを持ってくる。
  太陽の方向を向いているものが一つある。うまくやらないと影が入る。直射光は、あまり花には似合わない。
  もう一つは、反対側にあって、日は当たっていない。しかし、花の下から、割り込んで枝が出てきている。お世辞にも、見よいとはいえない。これしかないか。さらに、よく見ると、杉のちくちくする葉の奥にもう一輪咲いている。
  この奥に隠れた花が一番良さそうだが、杉の枝は硬く、簡単には隙間が作れない。さらに、下手に動かすと、山茶花の花も動く。結局、かなり無理をして、どうにか、日陰の山茶花の花を撮った。
  このときに、杉の葉の枯れたものの先っぽが、杉は山茶花のボディーガードのつもりなのだろう、ちくりと刺さって、それが今朝になって、わかったということのようだ。
  いつものように、この花を、この書き込みのどこかに載せます。気の抜けた話でした。

箱の中のタケ

2006-11-03 19:20:37 | 植物・花(秋)
  なぜか、ということは色々あるが、なぜかある薄暗い、次第に真っ暗になるところに、タケが置いてある、といってわざわざ知らせに来た。そんもん、暗かろうが、明るかろうが、部屋のなかであろうが、隙間があったり、力の均衡が破れれば、植物は生えてくる。わざわざ、真っ暗にして育てている方もいる。
  ただ、そんなところにタケが置いてある事は、確かに不思議で、何の価値もない、誰も入らない、ただたってるという建物の中に、しばらく時間をおいて入った。戸が開かない。こんなところでエネルギを使うのが一番いかんと思いつつ、機嫌をこれ以上損ねてもらうのもよくないので、かなりの力を入れて、少し開けた。もともと、10cmほど開いていて、それを40cmにした。確かに、白いとゆうか、お化けのようなタケが置いてあった。私は、それを母に伝えて、あとは気の済むようにやって下さいと言って、外に出た。
  帰ってきて、少し事情を聞くと、予想どうりか、とんでもない事か、当たり前の事か、タケが地面から生えて、床の板を押し開けて伸びて来ていたのだった。内心少しぎょっとしたが、私の予想に間違いはないわい、と一人思った。
  仕事が一つ残っている。開かない、閉まらない、戸を閉める事。ほっぽり出されたタケは、半分生きているようで、モヤシやアスパラの色と同じような気がした。しばらくして、ほっとけばよかったと思った。

  バラは秋も咲く。秋のバラの広告も見たので特には驚かないが、なかなか撮れる、撮らせてもらえるところがない。幸い、一輪、道の脇に咲いていた。今日は2輪に増えていたが、ここに撮ったものは、花が開ききっていた。