光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

好日

2006-11-05 19:04:39 | 植物・花(秋)
  いつものぷらぷら歩きに出た。また暖かさがもどって、へたに厚着をするとかえってよくない。
  白い花を咲かせるサザンカがまず目に入ってくる。赤い花を咲かせるのの、これは少し前に出した、横に咲いているものである。しばらくすると、コスモスでは、一番賑やかだったところに着くが、実際は目と鼻のさき、すでに植物本体は、きれいに刈り取られている。だいたいの感じだが、咲き誇っているときは、植物は、歓迎される。しかし、時季が過ぎて、へなへなしてくると、そこからきれいさっぱり消えて、あるところでは、一箇所にまとめられて放置され、あるところでは、もとの炭酸ガスと水に分解されるようだ。だから、田舎は、秋になるといつもけむりの匂いがする。
  サザンカの話しの続き。しばらくゆくと、ヒマワリの咲いていたところに着く。私が何回か撮ったヒマワリもきれいさっぱりそこから消えて、しかし、その本体は、少し離れたところに置いてあった。これが、一番いいかもしれない。実にたくさんの花を咲かせた。その本体が、恐らく種も一緒に寝転がっている。また、春に、かどうかはわからないが、芽が出てくれる気がする。サザンカの話しだった。まわりはコスモスだが、サザンカが、しかも、赤系統と白のペアで咲いているところに着く。サザンカは、赤と白のセットにして植えるものらしい。
  これ以外に、何か面白いものはないか、お寺の方へ行く。いっとき、枯れそうになった巨大な竹がやけに緑濃い。その下にフジバカマがあるが、これは、まだなんとか見られる。そして、上を見上げれば、オーバハングしてるタケの緑が見えて、ここからのショットはよさそうだと思った。ひっくり返りはしなかった。
  もう一つ、ラッパみたいな花を咲かせているものを見た。秋も深いが、自然界の不可思議は尽きない。
  朝書いた、木々のなかに咲いていた、サザンカ。


2006-11-05 07:30:25 | 散策
  朝の天気、一応晴れ。雲は少ないが、透明感のない空気。今でも、人工衛星から、地球を見ると、青いのか。室温15℃。
  指を見ていたら、赤茶色の点を見つけた。内出血かと思ったが、触っているうちに、何かが取れた。棘か。よく見るが、血ではない。しばらくして、杉の枯れ枝の先っぽかと思った。
  ここの垣根の一番はしっこに、白い5枚の花びらを持つ、少し大きく、無機質、紙のような、中央のおしべは黄色、の花を咲かせる木を見つけた。すぐに、山茶花とわかった。ここにもあったのか。赤の花は、すでにファイルになっている。白はまだなので、早速ミニカメラを持ってくる。
  太陽の方向を向いているものが一つある。うまくやらないと影が入る。直射光は、あまり花には似合わない。
  もう一つは、反対側にあって、日は当たっていない。しかし、花の下から、割り込んで枝が出てきている。お世辞にも、見よいとはいえない。これしかないか。さらに、よく見ると、杉のちくちくする葉の奥にもう一輪咲いている。
  この奥に隠れた花が一番良さそうだが、杉の枝は硬く、簡単には隙間が作れない。さらに、下手に動かすと、山茶花の花も動く。結局、かなり無理をして、どうにか、日陰の山茶花の花を撮った。
  このときに、杉の葉の枯れたものの先っぽが、杉は山茶花のボディーガードのつもりなのだろう、ちくりと刺さって、それが今朝になって、わかったということのようだ。
  いつものように、この花を、この書き込みのどこかに載せます。気の抜けた話でした。