生で食べられる、今頃の野菜は何か。旬という考えは、私にはない気がする。だから、旬の野菜もわからない。今も、ミニトマト、普通のトマト、生で食べられる野菜の代表かな、は、売っている。ミニトマトなどは、ほどほどの値段である。でも、タイトルがキャベツの味なので、生で食べられる、今頃の野菜は、キャベツという事になる。
キャベツの味、何度かこのことが頭に思い浮かんだ。一回似たようなことを、書いた覚えもある。そのときは、虫になった気でいたかも知れない。今回は、純粋にキャベツの味についてと書きたいが、さてどうなるか。
キャベツの味というと、ちょっと辛いと思えるものもあるが、ほんの少し甘い味、ということになる。果物は、概して甘い。特に、むやみに甘みを強化しているように思える。昔の、夏みかんの味を最近味わうことはない。リンゴ、ミカン、を今、食べているがかなり甘い。甘みのもとは何か。
お砂糖。これは、グルコース(ブドウ糖)とフラクトース(果糖)が、一個ずつ結合したものである。学校でそう習った。このお砂糖を、シュクロースとか、サッカロースとかスクロースとか、ショ糖とか、かってな名前で各自呼んでいるようである。それで、さて、果物でも、野菜でもいいが、それらの甘みは、ショ糖、グルコース、フラクトース、どれが主体であるか、キャベツの味を味わいながら、私は、考える。これ以外に、甘い味のもととなる糖は、あるはずで、でも、昔習ったことだから、それは、忘れよう。
サトウキビの味は、これは、ショ糖の味。字のごとくである。果物はどうか。フラクトース、あるいはグルコースそのものを味わうことは、滅多にない事に思える。特級の、こんな字だったか忘れたが、α-D-glucoseなど、並んでいた事を思い出すが、さすがにそれをなめるまでは、ゆかなかった。そこまでは、空腹ではなかった時代に活きていた。
それで、キャベツの味だが、明らかにミカン、リンゴの甘みと違う事を考えると、多少のカリウムとか、マグネシウム、ナトリウムなどのイオンが味に影響するかも知れないが、その甘味のもとは、グルコースではないかと、私は、思う。これ以上のことはわかりません。
ハボタンの写真です。今日は、一時青空が出ました。このハボタンは、残念ながら刈り取られていました。食べ物だったのかね。