光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

暖冬は、本当かな。

2009-12-10 18:42:44 | 散策
  北風が、吹き始めて寒さも感じるころであるが、それも日が沈むと、その時間がやけ
に早いが、その風もおさまるようで、外に出てすでに暗いその辺りの感じというと、寒さ
はない。今日の寒さは午後は、北風のせい。  
  12月、師走、で、雪は降ったかというと、平地、平野というところだとどうだろうか。
雪というものはないような気がする。霰とかは、いつあってもおかしくはない。でも雪は、
なかなかそう簡単に出来ないものらしい。繊細なので、雪の結晶を本で見ると、なるほど
と思い、さらに雪の結晶の形の複雑さというのを知るが、それも今は、頭の隅の方に追い
やられている。雪の構造がどうだ、というと笑われそうだ。
  
  雪は、山に近い方では、たしか11月でも降ったが、これはニュース等でも流れたし、
本当のこと。山に近い方は、そろそろ雪景色も間近に見ることが出来るというが、山のほう
の雪の量は、これが例年よりも少ないらしい。発表では、少ないとなっている。で、雪化粧
の山々というのが見えるかというと、今年は比較的よく見えるほうで、今日も薄っすらだが、
これを普通ということも出来るが、見えて、雪の量は見た感じは、少し前と変わっていない
ようで、例えば
  知っている人は多いはずのスキー場などは、ときにその姿を現わす。雪が降ったときに、
スキー場は晴れれば顕著にその存在場所をアピールするようで、そうゆうときもあったのは
事実である。でも、その後にそのゲレンデでの雪は消えてしまったようだ。雪と聞くと、
寒いと思う人も、たまにスキーとか、スノーボードとか行かれるのであろうが、雪は雪かきで
いいと思う私は、出来るだけ雪は少ない方がいいと思う。でも、雪に魅力と、ポテンシャルな
エネルギはあるので、もちろんそれが高い山々に降らないと意味はなくなるが、大いに山には
雪は降ってほしいなど、都合のいいことを考える。

  今週もこの先あまりいい天気はなく、来週は時雨が本物になりそうで、いよいよ平地
で雪ということにもなりそうだが、なんだかついてない。

  地球の規模でいうと、雪融けというのは進んでいるようだ。物理的な雪とか、万年雪、
氷河とかが溶け出しているようで、たまにTVで、なんだか埋草的だが見ることがある。
そうして、困ったことに水はくぼ地に溜まる、それがあるところでは、湖になるという。
これも困りものだが、この湖が崩壊する危険性があるという。もっともなことで、でも
どうしたらいいか、というとすぐにこうしたらいい、というのは出て来ない。
  万年雪、氷河、そうゆうものとあまりに関係ない土地での生活というと、利便性とか、
暮らしやすさ、安全性に、それに何が求められるか。快適な、冬の生活。冬でもポカポカ
とした、そうゆうところに住み、たまにスキーや、スケートにゆく。それに比べて、氷河が
溶ける。万年雪が溶けて、洪水になる。恐ろしい現象が、同時に進行していて、さてどっち
の方を見つめるか、というとそれこそ決断が要求される。

  多少は雪は降らないといけない。水力発電のエネルギの提供者は雪で、またそれが
水道水のもとにもなる。これらがロハでなされるというのが、雪の魅力だが、無論発電と
いうのには多大な困難とお金が必要であったのはいうまでもないだろう。今はその恩恵を
授かっている。すると
  多少の雪で、雪がどうのということは言えない。雪こそ降れといいたくもなるが、
いずれにしろ、ものの一方的な利便性というか、プラスの効果だけというのはなさそうで、
寒ければそれこそ風邪も引くし、運悪くこじらせる。一方で、水資源とエネルギの確保に
もなる。さーどうするでもないが、現実の生活というところで見ると、ものごとというのは、
やっぱりかどうか、足し算になるものがあり、引き算になるものがあって、最後には無と
いうものが残るような、感じである。
  氷河が洪水を引き起こすという、マイナスポイントの、プラスのものは何かと思う。
すぐに出て来ない。だがそれが温暖化を引き起こすものであるのに間違いはない。
  





  かなり時間がたってしまった、ススキの今。晴れの日のススキがまだ
  輝くが、これも暖冬のせいか。




  下のほうから見上げる。




  ピカピカ、透き通る。天然のイルミネーション。




  中のほうに、この輝きを起こす秘密がある。




  太陽とカエデの位置について。




  計り知れないというか、カメさんの目玉は不思議。




  もも色のバラ。一度出ると、大体二度目がある。二度、三度、何度まで
  あるだろうか。




  うつむき加減。




  ナンテンとキカラスウリ。だが、ナンテンを愛でている図になるかも。




  ちょうど反対から。花というのは、概して表から見ても裏のほうから見ても
  きれいである。

石の上の緑、空中の緑

2009-12-10 16:16:17 | 植物・花(冬)
  晴れ。午前中は南風。午後から、北風に変わって
  午後のほうが天気はいいが、この北風は
  冷たい。洗濯物なども、これでは乾かない。
  
  夏はというと、生地が傷むのではないか、というくらいの 
  光が照りつけたが、今は何だかかぼそい。
  日の当たる時間は、短く、日の角度は、低く、
  日の当たる場所は、少ない。

  でも、今日は、大体晴れ。雨とか曇りより
  ずっといい。

  地上の、石、石に苔が、というのは決まりのようだが、
  ここに光が当たらないと。
  空中の緑はノリウツギ、で枯れているが、透明な花に近いもの
  がある。




  日が射して、苔が光り、枯れたカエデの葉もよみがえる。




  カサコソという、音はない、無音の世界。




  その向こう側に、シダがあった。あるシダに今は日が当たらなく、
  このシダに日が当たる。シダの一部は枯れるようだが、また出てくる。




  シダが主人公で、カエデの葉は背景。調和がとれている。




  少し前に、これはなんだ、というので、ノリウツギだというのがようやく
  わかった。
  この花、今は、枠だけというか、透き通るというか、半透明というか。




  理屈でいうと、アジサイと同じで、組織の硬いところだけ残ったと
  いうことかな。




  この白い、枠だけはっきりする、ノリウツギの花は何に似ている、
  というとプロペラ。プロペラ以外に、思い付くものはない。
  位置が高く、じっくりと身近に眺められないのが、残念なところ。


曇りから、晴れへ

2009-12-10 06:47:06 | 散策


  赤い。



  朝のお天気は、晴れ。ほとんど快晴。でも、窓に水滴はなく、晴れ上がったのも、比較的今に近い時間と思われる。きのうより、暖かい感じだけがある。曇りから雨のはずの、雨はどこかへいってしまった。遅く出た月が、明るい。
  アメダスの、6時の気温、5.8℃、気圧は1022.9hPa、湿度は83%。室温は、10.2℃。

  雨はどこかへいってしまったか、消えた。珍しく天気予報ははずれた、などいいたいが、小さいところといえ、広いともいえるわけで、雨はこの辺りでは降らなかった、ということだけかも知れない。雨が降ったほうがよかった、と思えるときもあるが、なんだか運がいい、と思えるのも事実。
  でも、この季節、ときとして曇天にものを燃やすところがあり、その煙で、結構嫌な思いをすることがある。忘れているが、燃えるゴミも同じように、燃やされる。あー、やっぱりそうゆうことは忘れるようだ。あまり深く考えていないが、浅すぎてもだめか。誰も、ゴミの焼却場を歓迎する人はいないだろう。

  夜中に、起きる。そういえば、もう晴れていたと思える時間は何時だったか。窓の向こうに網戸がある。その向こうに明るい星が一つ。思い出した。
  朝は目覚ましは鳴らなかった。起きる時間時計を睨めっこ。で、窓に曇りはなく向こうは、晴れ。ただの黒い空。春のもう初夏の星座がある。
  ガタッと、戸を開ける。サンダル、ツッカケ、うまくはいらない。で、建物から外に。なるほど、まったくの晴れ。月の光る面積が小さく、しかし地球照は見えない。でも、透明度もほとほどあっていい星空である。でも、朝は寒くて。
  
  ゴミ出しの時間、てくてく歩く。しばし時間がかかる。ゴミを置く場所の戸を開けるのは簡単だが、締めるのにコツがいる。道から見える視界は結構広い。デカイ空だ。もう星も消えてゆく時間。お尻を照らされた、月だけ天空にある。