光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

よみがえるか、スイセンの花

2009-12-26 18:39:34 | 植物・花(冬)
  朝の比較的暖かな空気で、雪も溶ける速度が増して、結果としてはきのうの雪かきは
無駄だったかも知れない。でも、疲れて眠って、それで起きて雨だった、ということでいい
ようにこれは進行するようで、雪は問題がありそうなところはあらかた溶けた。でも、それ以外
に溶けにくい雪はあちこちある。まだ当分そうゆう雪は消えない。

  午前の早い時間、強い南風。その後に風が弱まって、寒冷前線の通過かと思える黒い雲が
西の空に現われたが、そのものはさほどの雨を降らせなく、色の黒さも段々と灰色になって、
まずは一安心である。雷がなる、大雨になるというのはないように思える。よかった。ここは
お天気の神様に感謝するところで、その後雨がシトシト降った。
  気温が高くて、でも一桁だが、雨が降るのは最近はいいように思える。でも、風とかが
強い、さらに気温が4℃に近くなると、つまり冷蔵庫の中の温度だが、それに近くなると、その
ときの雨は冷たすぎる。それはだめで、5℃か6℃。出来れば今日の8℃くらい、予想だが、あれば
今はいい感じで歩ける。
  歩くことを考えていたので、その条件がそろえば、あとは行くだけだが、最初に用事を
済ませないといけない。一つだとまずは忘れない。その通りで
  それを済ませて、それからミニカメさんも取り出して、パチパチと何でもといっても
いい感じで、ボタンを押した。何かいいものはないかというと、ほとんどない。出来上がった
ものを見て判断するのがいいようで、このようなものが見る価値があるかとか、耐えられる
かというのは、そのものを肉眼で見てもなかなかわからないもので、その辺りが素人のカメさん
好きのやることだろう。押さないと始まらないし、だめならだめでそれはしょうがない。我流。
それしかない。

  雨も例えば晴れが続いて、それから気温も上がると、その前に降り積もった雪というの
は、ものの見事に溶けるもので、こうゆうこともあるから雪崩注意報が発令される。過去の
師走の雪で、20とか30cm積もることもあったが、大体降って2、3日が精一杯。その後、ポカポカ
する太陽光が出ると、あっという間に雪は溶けた。年末はどんよりというのが多く、また
年始もどんよりで、でも雪は大体、一週間くらいたって、それで成人式とかいうときに降り
積もるという場合が多かった気がする。それがである、今回の寒気のよる降雪の見事さは、
まだ残るまだ溶けない、そうゆう雪に表わされるように、一級であまり歓迎されないものだった。
  でも、これが、雪はいつでも降るという、警告にもなって、それでも雪はもういいとか
思う。
 
  曇り空の後のことだった。その道すがら、珍しくネコの姿を見かけた。寒がりと思える
ネコは、普段もなかなか見かけない。で、道をとことこ歩く、恐らく誰かの足音を感じで、
道から民家の方へと余裕を持って、ネコは歩いてその後に消えてしまった。珍しいこと。もう一度
思った。
  で、用事のあとだが、どこへ行くか、最初にお寺の脇を通ったときに、雪で消えてしまった
かのようなナンテンがよみがえって、さらにキカラスウリもそのまままた持ち上がっているよう
で、帰りにそのものを見ればいいと思った。で、道順としてはUターンをするということに
なる。一番に気がかりだったのはスイセンで、そこに向かう。道々、雪の溶けかけた、状態など
も見ながらで、そのときに、水たまりの中というか、雪と水と氷というものも見ていた。
  それで、スイセンだけど、このものも横たわっていたが、花は咲いているものがあった。
スイセンは寒いところで咲くというか、冬の花だからそうは簡単にはおかしくはならないよう
で、雪と水と、そうゆうものの混合物の中にあるものは埋もれ、あるものは顔を出していた。
それを少しだけ積雪も少なくなった、そうゆうところへ足を踏み入れて、靴に水が入らない
ように注意して撮る。あーどっこいしょという感じである。

  そこを過ぎてお寺に逆戻りする。曇り空に雨が混じるようになった。でも、
  その雨も今は植物の味方のようで、キカラスウリとナンテンの元気そうな様子を見ること
が出来た。ナンテンは多少の雪ではどうってことはない。でも、キカラスウリの重みもあるかと
思ったが、その実の中も空っぽかも知れずナンテン、キカラスウリともども一応元に戻って、
まずはめでたいようなでもある。





  スイセンの花。水滴もきれいで、そっちに気がゆく。




  下を向いても、スイセンの花は美しい。




   上の二枚の、花の位置関係。




  今日の雨の、水滴の美しさ。スイセンの葉っぱの持つ魅力でもあって、
  これに似て、ヒメヒオウギズイセンの葉っぱも水をはじくが、今はもう
  枯れている。




  雪の中の花もある。




  雪で、ぺしゃんこになった、ナンテンがまずは立ち直った。




  雪に、ナンテンの実に、キカラスウリの実。




  キカラスウリだが、蔓が裂けそうで、先に左側の実が落ちそうである。
  すでに落ちたものもある。

小さな雪湿原

2009-12-26 15:59:19 | 散策
  最高気温は朝早く出たようで、その後は
  ゆっくりと気温は下がっているが、
  雨の量も少なく、また風もおさまっている。

  午後からは、傘もいらないときもあって
  歩いて来たが、ある程度歩くと
  寒さも感じないくらいで、これは
  幸運だった。

  空き地の植物は、大きめのものはもう雪や、また雪で囲まれた
  水たまりから顔を出している。中には、雪で出来た
  プールの中にあるものもある。
  晴れた、きのうの、そうゆうものも並べてみたが
  これは面白くないかも知れない。




  雪融けの状態で、水があって、ミゾレのようなものがあって、
  水に氷が溶けていて、さらに雪のままがある。




  もう少し不透明な、なんだかわからない、そうゆうところ。白いのは
  空気の玉かな。はっきりはわからないが。




  さらに近付いて。白いのは雪がそのまま、水の中にあるのかも知れない。




  面妖なものであって、見ていて面白い。




  晴れた田んぼで。雪が残り、また水たまりが出来る。
  もう少し大きくすると、迫力はあると思う。




  雪の足跡のいろいろ。




  なんだかなーというもの。

  ほどほどの気温があって、曇りでもちょうどいい感じで
  歩くことが出来た。


不気味な南風が吹く

2009-12-26 06:39:20 | 植物・花(冬)


  雪の中、石が出て苔が緑色。




  朝のお天気は、曇りで南からの風が強い。きのうの宵の時間、まだ晴れ間があったが、その後は曇り。それゆえ、ひどい冷却もないようで、温度計を見ていると、まったく暖かい。その割に、なんだか寒々しい、荒れたというイメージがどこかにある。先に雨が降り、その後曇りの予報。
  アメダスの6時の気温、8.0℃。暖かいというか、高い。気圧は1009.0hPa、湿度は71%。積雪は、13cm。室温は、8.7℃。

  暖かさに、簡単に慣れて、寒さにはなかなか慣れず、寒いのが好きとか言ってみたいものだ。

  晴れたというお天気が、二日続いてどうにか雪のことも忘れることが出来るかと思うが、雪はなかなか溶けない。実感する。晴れると、やけに雪原は明るく輝く。どのくらいの割合の光が反射されているのか、その割合というものが考えられる。白いものはよく光を反射するとか。それゆえ、氷河期というのは、一旦そうゆう状態になると、そこから回復するのに時間がかかるとかいう。地球は、部分的だろうが、今は凍っている。その後の、米国の、またヨーロッパの寒波事情も報道されているのか不明だが、多少はおさまったということだろう。やっぱり寒いのはかなわんなー。

  風である。夜の風が一番不気味で気分的にもよくないようだ。何かの拍子に目が覚める。風のヒューヒューという音が聞こえる。ある人にとって、この音は心地いいと思えるものらしい。でも、私はあまりというか、好きにはなれない。なぜか、それはきっとドラマとかTVで、恐怖シーンとともにそうゆう音も流れたからだろう。楽しいというときに、ヒューヒューというそうゆう風の音が一緒なら、きっと風の音を聞いて「楽しいな」と思うに違いない。音の印象は後天的なものだろう。

  強い南風が吹いて、なにかガタンというかそれに近い音もして何だろうかと思うが、ただの不明の音と考えてそのことは忘れることにした。すると朝が来たようだ。今日の天気は、あまりよくない。そうゆう日もある。