光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雪小康

2009-12-31 18:39:55 | 散策
  雪はまだ止まずに降り続いていて、とっくの昔にもう真っ黒な世界があるが、人工の光、
台所だったり、のその光に雪は反射して、雪かきの跡の一種の無秩序性を元に戻していて、
そこには完成された雪のお化粧があって、まことにきれいであって、その雪は薄化粧であるようだ。
これは安心感がある。
  雪は、朝から各地のアメダスの様子を見たりしていた、が、山沿いで多くその値は、
午前で1m前後まで達していたようで、山雪型かも知れないと思ったりもしたが、天気予報
どおり里雪も見た感じはどんどんと積もって、山も野原も雪だらけのような感じになる。
これがこの先を占うに信憑性があるのは当然であろうというのは、ちょうど2週間前から始まった
大雪のことをば、忘れていないからである。

  その雪、ちょうど16日、いや17日か、雪は降り始めた。暖冬予想だし、降るとか言っても
大したことはない、と思うのもごく普通。でも、翌日の金曜から本格的な雪になって、これは
本物であった。まるで、4年前の大雪の再現のようで、しかしそうはならなかった。これで
もう慌てるような雪はないと思うのも、また普通だが、しかし一週間くらい前だったろうか。
また年末から年始に、大雪と出たからありがたくはなく、憂鬱でもある。何もそうゆうときに
限って降らなくていい。
  しかしそれは現実になってしまった。でも、お天気でいうと、暮れ、28日くらいから、
悪いはずだが、晴れ間もあってという時間はあった。それゆえ、そのときの晴れ間の時間歩く
ことも出来た。きのうは、気温は少しだけ上がったが、すごい風で、これでは体感では結果論だが
最悪で、だがこうゆうときもあって歩くこともまた修行とか思い、最後まで歩いたというか、
歩かないといけない状態になったが、その後少しだけ喉の辺りというのがおかしい。喉はすぐ
におかしくなる。ここで
  風邪は引けない。しかし、雪である。きのうの判断が間違っていたようで、
  でもこれもまた何かの因縁のというものもあるのだろう。そういつも正しい判断が出来る
というわけでもない。

  そうゆう状態で、今日の大晦日があるが、建物の中にぽつんといて、小さな音でラジオを
聞いている。きょうは、NHK-FMでは、アコースティック・ギターの特集もやっていて、これが
耳に入ってきたとき、もう雪はかなり降り始めていたから心境は穏やかではなかった。ギター
の音色はこれも、ネコの顔と一緒でなんだか胸に迫るものがあるからで、これをのんびりと聞いて
いたかったが、そうゆうわけにもいかない。ときに、アメダスの各地の値を見て、また降水
ナウキャストをも見るという情けない時間を過ごす。
  雪は、過去の雪を思い出させるもので、ちょうど二週間前がその前兆があったときで、
繰り返しが多いが、それを思い出させる。
  それゆえどうしたらいいか考えることも多い。今のうちに雪をどかすのがいいのか、
体調がいまいちよくはなく、疲れがようやく取れたかまた蓄積し始めているかも知れない。
いつに除雪をするか。雪はいつごろまで降るか。山雪のようだが、この辺りの雪は決して
少なくはない。

  ある程度自分を追い込まないといけない。で、ときを見て、とっとと雪かきをした。
少し重い。水分が多いのは、これは木の枝葉の溶けた水が雪に混じっているから。思いの外、
雪の量は多いが、新雪の雪は軽めで、まずは安心する。
  でも雪は止まない。こうして、軽い雪、重い雪、それから壊れるかも知れないそうゆう
ところの雪をも面倒だが多少は落っことした。これで、安心といえるかどうか、わからない
が、後はもう明日を待つしかない。
  今のところ、雪の量は、さほどは多くはない、というところ。雪かきの後の雪は薄っすら
のようだ。これで、年始の初詣も賑わうのではないかと思うが、その心配はしていない。



  きのう同様、青空の出た様子。




  見晴らしのいいところに出た。それで、雪山は一眼で、それ以外というか
  辺りの様子をぐるり360度見渡すことにした、そのミニカメでの様子である。




  その二。真っ青である。




  その三。29日の火曜日はこのように真っ青な空があった。




  その四。




  その五。




  その六。再び太陽の出ている、ところへ戻る。この空の青さはほんとに
  そこにいるときは感じられなかった。




  赤い色はナンテンの木の葉。この木にキカラスウリはぶら下がる。




  毎度の塀の瓦の輝き。




  きのうも出たが、めでたい、松に、竹に、梅。このときがお正月だった、と
  考えてもよかった、と思う。


  この一年ご覧いただいて、ありがとうございました。
  また明日から、ぼやく予定でおります。  

大雪の、大晦日になるなんて

2009-12-31 16:19:14 | 散策
  あー、溜息の出る大晦日。
  雪で、午前から降り始める。これが止まずに降っているようにも
  見える。
  だんだんと恐ろしくなって来るのは、天気予報どおり
  だからで、なんだか大仰な数字が出る。
  北陸は、明日の朝までに、多いところで、60cmとか!である。
  ここは北陸だったっけ。すっとぼけたくなる。

  でも予報である。どうなるか、これはわからない。
  わからないが、午前から降っていて、午後も降っていて
  一回だけ雪どけをやった。
  こんなはずではなかったー。暖冬ではなかったのかー。
  明日が怖い。


  それで、まだ大して降り積もっていないときの様子。




  最初はアラレ。まだ余裕だが、これはすぐに雪に変わった。




  まだまだ余裕の時間、なのだが、どんどんと積もってゆく。
  雪は少なくなるときもあるが、止まないのである。




  寒さが伝わる。




  しばらく窓を開けているが、風が強く、すぐに閉めた。安穏とは
  出来ない雪と寒さである。




  薄暗い、お昼。




  雪の様子。不安げ。




  吹雪いている。




  だんだんと、危ないなーと思う時間でもある。


雨かアラレか

2009-12-31 06:40:37 | 散策


  きのうの、朝焼け、オレンジ色か、もも色。



  朝のお天気は、風がある、雨で、雨以外だとアラレが先ほど降った。まだ雨が大部分で、その雨が降っていて風が少しある。そろそろ雨も上がって、これが雪に変わりそうで、大晦日は雪の一日、となりそうである。予報もずばり雪。
  アメダスの6時の気温、2.3℃。気圧は1002.6hPa、湿度は91%、それから積雪は0cm。室温は、7.5℃。

  年末だというので、TVはいいとしてラジオの番組も特別で、いつものラジオはないなーとか思っていると、あったりする。NHK-FMで、きたやまおさむさんの番組というのがあるのも、初めて知った。でも普段は結構遅い時間にやっている。きたやま先生も、ずいぶんとお年を召されたという感じで、もちろんただ一人のファンとしてそう思うだけだが。で、話しに引き込まれそうでそうなると息するのも忘れそうになるので、小さくして聞いていた。
  地元の番組、それもFMとなると限られて2局しかない。どちらか、というとfmtの方は午後となる。その時間の番組は、tfmのものが今頃は流れたりするので、地元の番組はないなど、勘違いする。そうでもなく、ちゃんとあった。あー、お休みの放送局で、おしゃべりをするのは何となくだが、気合が入らないような気もするが、今はメールのある時間。それゆえ、レスポンスがあるから、無というか、なんにもわからない空に向かってしゃべるという空虚感は、ないのかも知れない。まだまだ、ことしは終わらないのである。

  終わらないというと、それりゃ生きている間、終わらないものはたくさんあるが、今日はなぜだかゴミの日だが、そのゴミ収集はないようで、そういえば月曜のゴミの量は多かったなーと思う。今日もやってくれればなど思うが、もうゴミもそうはないので、気持ちとしてはなくてもいい。
  雨で、真っ暗な大晦日、ポツリポツリ民家の灯りありで寒々しい一日は始まる。