光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雪の感触を思い出す

2009-12-17 18:51:34 | 散策
  見た感じというのがある。荒れ狂っている、空のようで、風も強い感じがあって、これは
一大事。この先どうなるのという不安みたいな、そうゆうものを、今のお天気は掻き立てる。
寒くなるよ、明日は雪が降って朝は立ち往生する、そうゆうことを暗示するかのような、
風の吹き方、雪の舞い方があって、実際は雪が溶けていたり、雨だったりで、しかしこうゆう
天気が一番混乱するのも事実だ。

  明日になれば明日の天気があり、という気もするが目の前を嵐のような、吹雪のような
ものが、全速力で走っている。そうゆうものが見えているようなで、実際は違うようだ。
でも、天気予報を聞いていても、見ていても、今日から、明日、あさってとどんどんと、
天気は悪くなる一方のようで、そうゆう、妄想みたいなものも頑固なものになるようである。
天気予報はいう。明日朝の降雪は、何cm。ゾッとする値である。そうゆうものがはたして、
降るのか。日本全国は広いから、押しなべて悪いほうの予報を出しておかないと、いけない、
みたいなものはある。
  たしかに、一々、どこどこ、何丁目の何番地のお天気は、どうなる、なぞ、いって
られない。それにしても、気象予報士の方々の、何となくだがウキウキされている様子と
いうのが、伝わるものがいつもあって、ニコニコしながら、北日本、日本海側の、降雪は、
30cm、多いところ、山間部では60cmに達するでしょうといわれると、こちらの顔がゆがんで
くるのは、致し方ないか。

  それにしても、毎度のことだが、冬が来る。ことしは、夏はというと、なかったとも
いえるお天気、それで夏の記憶というのが薄れている。暑い、暑すぎて参ったというのが
なかった。そうゆう意味でも気象条件での困難というのは、今年一年、春の雪はもう済んだ
ことにして、初めてかも知れない。

  大陸の高気圧は、ゆっくりと移動して、その東隣に低気圧がある。典型的な、西高東低
に近く、雨雲、雪雲の動きは日本海で、回転している。そうゆう風に雲の動きは見える。
だから、大体南西か西南西の風がひどく、雨も風も西の方角から降ってくる。雷も鳴る。
この雷も鳴って不思議はないが、ずいぶんと地響きに近い、そこごもる音であって、
ちょうど外に出るときにこの音がした。
  ゴゴゴゴー。ゴの文字がかなり続いている。最初はジェット旅客機のエンジン音かと
思うが、違った。しかし、歩き始めて、その後にそうゆう雷の音はしない。幸いか、歩いて
いるとき雨やら雪は降ったが、風は弱く、カメさんを操作する、余裕もあった。それにしても
寒い。恐らく、4℃とかいう気温であろう。それで、風が弱いながら吹いている時間もある
から、漫ろな気分というのも当然にある。

  歩いていて、雪のあるところはあるが、積雪にして2、3cmである。かなり水分の多い雪で、
これは雨の量も多いことを示している。だから、余計にビチョビチョした感じもあった。
久しぶりの雪だ。雪はいい、とか思わず、
  なんども思うものだが、雪の降るそうゆう時間というのは寒い。あらためて確信する。
こうゆうときに、外を歩くというのもおかしくはないが、考えものだなー。車も結構に
飛ばしてくるし、こちらが車の三倍くらいの注意を払わないといけない。もっとも、
今日は寒くて一番上には、赤いというかワインカラーももう霞むというブレーカを着ていた。
着脹れもいいところ。

  倒れている、そうゆう植物がある。雨も降り、水分の多いそうゆう雪を葉っぱに載せる
と植物もみな傾いている。ただ、青い麦だけは、色こそ元気な色だが、背丈の伸びる感じが
ない。それゆえ、少しだけ雪が下にあって、その上に元気そうに芽を出していて、雪と緑
という面白い絵もあった。

  雨か雪か、というお天気で、最後はやはり雪のスイセンというのを探すというか、なんど
も行くスイセン畑まで、がんばって歩いてみた。すると、スイセンは倒れている、というか
しなって、その上の雪はいかにも重そうである。ただ花が咲いているものがどうなっている
か、というのは意外とわからないものである。葉っぱの上の雪も多かったようだ。植物も
この冷たさを味わって、これではいけないと奮起するのだろうか。冬野菜は甘いとかいう。
この植物、あるいは冬野菜の甘みの持つ意味は何だろうか。そうゆうことはさておいて、

  それにしても、この先、金曜、土曜、日曜と似たようなお天気が続くが、さてどうなるか、
誰も知らない。冷たいというのはよくわかった。それで、雪が積もったらどうする。積もって
いたらどうするか。雪をどけるしかないが、なんだかその気力もなくなった。昔は、
雪が降ればそれを動かさないといけない。それはいい運動など思ったものだが、いかにも
メタボリックな体形が出来上がった今に、その気力というのも失われる気がする。どっちに
しろ、腰の重いのに変わりはないのだが。ふてくされているようです。





  雪瓦の色のいろいろ。まだ建物の中。




  雪の日差し。




  なんども青空も出る。




  ついに外に出て、歩くことにした。霰が降った後で、それがそのまま
  残っている。この明るさはかなりなもの。




  いつに、ざっと来るかわからない。アジサイの花の枯れたところに
  雪がちょこんと乗っかって、雪の花が咲く。




  最初のは、もう霙で、これはまだ白い雪。




  雪の積もり方、その一。




  雪の積もり方、その二。ちょうど目の前の辺りにある、積もっている
  雪というと、花の他に、




  塀の上というところがある。ここの上の普段は苔があるが、今日は
  あるいはこれからしばらく、苔は雪の中に閉じ込められる。

  最初の所だけで、続きはまた。

雨と、風と、雪と

2009-12-17 16:14:25 | 散策
  雪が降るとなると、寒い。
  この寒さは本物で、中途半端な暖かさの続く今、
  身にこたえる。寒すぎて、しかしこれに慣れないといけない。
  あまり、気合も入らないが。まだまだ、序の口だしねー。
 
  晴れ間が出るとパッと明るく、しかしすぐ後に
  真っ黒な雲がそこまでもう来ている。そうゆう繰り返し。
  それに雨が混じり、風が吹きあれ、雪が舞う。
  ときに霰が、パチパチいう。
  この風がおさまって、シンシンする状況が来ると、
  安定した、雪の降る時間となる。深く静かに、雪が降り続ける。
  そうならないことを祈るだけ。

  ことしの雪の序章とでもいうところ。




  暗い朝。雪は完全には溶けていない。積雪は少ないが、残っている。




  東側。上の時間よりは、少し後。雪の反射光は明るい。




  空のほうが、薄暗く、よって露光時間が延びる。溶ける雪、しかし
  その冷たいこと、と外の寒いこと。




  雪雲が切れて、さっと明るくなる。太陽が出てくる。まったく
  対照的な明るさの世界が現われる。



  屋根の雪。




  枯れ草に、雪。




  真っ白な雪。

  今は吹雪いている時間も多い。この風と雪とでは、かなり危なっかしい
  ものがある。しかし、この風が静かになっておさまるとき、さて空は
  晴れるかそれとも雪の降り続く状況になるか。

  どっちに転ぶかなー。


朝の、小雪

2009-12-17 06:42:42 | 散策


  朝のブルー。造形美。なんだろうか、なかに空気が入っているようだ。




  朝のお天気は、今は晴れ間のある曇り。もう少し前は雪だった。というのも、屋根に雪が積もっているのをこの目で見たので。間違いなく雪。雪以外に考えられず、雪だと思った。寒気。しかし、今は雪融けの音がしていて、これは雨ではなさそう。晴れ間から、星も見える。
  アメダスの、6時の気温、1.0℃。気圧は1014.4hPa、湿度は97%。室温は、7℃、オマケの7℃で、今も7℃。寒い。

  雪が降る感触はなかった。もしかして、雪は降らないのではないか。でも、夜中に北風が吹いていて、木々はいかにも寒そうにしていた。北風か、雪が降るかも知れない。そうゆう気持ちに、次第になってゆく。そして、朝に近い暗い時間に、瓦に雪を見る。おめでとうございます、初雪さん、という感じ。このまま、雪が降るか。

  それはいいが、さて、なにか妙だ。トイレの水の出方が、勢いがないようである。時間がたってまだ弱いが水が落ちる音がする。この寒いのに布団から出たくないが、しかし何か妙なことは事実。もう一度、トイレにゆくとやはり水の出方が弱い。瞬間、水道管の破裂か、と思うが、どうもこれは大袈裟だろう。つまり、水道管は破裂はない。考えられるのは、凍っているということ。他の蛇口もひねると、いつもの勢いなく、ようやくこれはいかん、と思い、給湯の水も水道の水も直接来る、台所へ。
  やはり台所の水の出方もおかしく、しかし水は出る。あとは、少しずつ水が出るように調節するだけ。これからは放射冷却でも、水道管が凍る。給湯用のボイラは自動で、スイッチが入って凍結を防ぐはずだが、これもたしかめないといけない。

  4、5分だが、寒い恰好でうろうろして、目が開いた。しかし朝まで時間はある。この後の、夢というのが、次から次へと水に関する、障害が起こるというか、いたずらな人間が登場して、どうにもこうにもならない状態へと進んでゆく、というもの。これも実にむかむかとする、夢で自分の脳みそはなにを考えると、腹立たしかった。
  今は、少し明るいが、まだ暗い。雪ももう少し降らないと、カメさんを持とうという意欲につながらない。惜しいところである。