光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

月の探し方

2006-08-16 07:31:37 | 星空・天体・宇宙
  朝の天気、晴れ、ジトジト。28℃ある。4時ころ、チッチッというかすかな音を聞く。これは、なんの音だろうか。セミかね、分からない。
  太陽の次は、月が出てくる。だんだん難しくなってくる。意味不明。少し前、月は、顔のほうからやせて来ていた。月の出の時刻も遅くなって、月を見ない日も増えた。先に、AstroArtsさん、国立天文台の暦計算室のページを見る。月齢22、とある。下弦である。
  下弦だと、これは上弦の反対、月の左側が太陽に照らされる、今頃ちょうど真南より少し西側に、白い月が見えてもいいはずだが、見えない。南側の窓から頭を出して、上を見上げるが分からない。
  月は、地球の衛星で、大体は黄道面近くにあるはずだが、これが予想に反してやけに南に、逆に北側に見える事がある。今、黄道面がどこにあるか、正直分からないが。だがこれは、太陽の位置から想像はつく。やはり、思いもよらないところにあるのか。月は地球の衛星で、当然地球の引力を一番強く感じているはずだが(この表現には明らかな間違いがある。月と地球、月と太陽の引力を、単純に、互いの質量の積に比例し、距離の2乗に反比例するとして計算すると、後者つまり月と太陽の引力の方が2倍以上大きい。お詫びして、訂正いたします。)、太陽の引力もかなり影響を与えている。このことが、月の位置の推測を難しくしている要因のひとつと思われる。
  月が、一番身にしみる美しさを呈するのは、月齢3ぐらいの細い月だ。よく三日月という言葉を使うが、月齢3の月は、思いのほか細いのである。さらに、霞か靄かに、弱々しく浮かんでいる姿がまたいい。
  月の探し方まで、話が進まなかった。