まず、本当にびっくりしてしまった!
その2行を引用する。
<かつてのファン以外へのアピール以外で、この映画の訴えるところはどこだろう?
いかにそうならないように配慮してできた映画を、こう評するとはいかがなものだろうか、とまず思った。
そして、駄目押しは記事の最後から2行め。
<カンニングだろうと勝てば官軍ということか。
?!?
その一部のシークエンスを元にそう語る KY氏は、予想するにこんな人生を送ってきた人物。
成績優秀で小学・中学・高校・大学と進んできた、いかにもエリート。
その在学時代、素晴らしい個性ゆえに落ちこぼれていった「魅力的な人物たち」と一切会話することもなく、過ごしたのだろう。
彼らにどう手を差し伸べれば良かったかというような後悔を持つような経験はないに違いない。
そんな悲しい人物だとすると、こう至った結論はよくわかる。
(調べたら、やはり東大卒のエリートだった....)
戦後の教育体制が切り捨ててきた結果、現在の日本に欠けている何かを結果的に創り出してきた社会の欠陥を自覚していないことで、このように評したのだろう。
成績も一定のレベルさえ取れない者は、あとでどんな素晴らしい結果を出そうが、去るしかない。
たとえ、それが正解のない問題だとしても....
このダメダメな感性について、申し訳ないが正直批判しないわけにはいかない。
もちろん、そんなたいした映画じゃないことは先般承知。
なんせその映画は「スタートレック」だから(笑)
だが、あまりに本質をはずしていることに怒りを感じてしまう。
現在を感じることも出来ない映画評論家には、早々に退席いただきたいと思う!
KY氏の反論を期待したい。
そうでないと今後、彼の映画評は要注意かな?
これまで無防備に読んでいたが。
最後の1行をそのままKY氏にお返ししたい。
<21世紀の道徳劇には少々さびしい
ホントに寂しいですよ、そう評する感性が。
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