日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



L.A.でお土産を必死こいて購入しつつ自分用のご褒美を探していたら、この日本公開されながらもアッという間に終了しつつ日本でのDVD化はいつか不明状態のDVD(リージョン1)が見つかり、かつ価格が10ドル。
ということで即ゲットオ!

映画の設定だけを説明すると、バカバカしいB級SFかコメディじゃないのお?となる。
同じような設定で、おおハズレだった「トゥルーマン・ショー」を思い出してしまう。
それをどうやって魅せるかがこの映画のポイントか。


主役のウィル・フェレルはやや期待はずれ。
まじめな演技が多すぎて、彼にしては珍しく、笑えない(残念)
役柄仕方ないか.....とも思うが。
そういう意味では実はミスキャストかも。

というよりは、コメディアンを起用したどの映画に共通する、「今の彼の持ち味」vs「新たな彼を開拓する精神」がぶつかりあっているうちにドツボるパターンにはまってしまったかな.....

そして、コメディなのかシリアスなのか?、どっちつかずのうちにクライマックスへ。

とは言いつつ、脇を固めている俳優陣が良いのです。
ダスティン・ホフマン、エマ・トンプソン、マギー・ギレンホール、クイーン・ラティファととっても豪華かつ各々きちんと自分の持ち味を発揮。

この結果、十分に鑑賞に耐える出来には仕上がっています。
お勧めかというと、素直にそうは言えないが、けっこう楽しめる。
その1.5流な、消化不良になりつつも嬉しい、そんな微妙な映画です。
そういう微妙さを楽しみたい方にはお勧めしたいと思います。
(何を言ってるんだか....でもそういう味が楽しめるようになるのが、今世紀=21世紀かも?)

ただタ日本語タイトルだけでほとんど全てを語りきってしまっているのも何なんだろうか。
原題の方がよっぽど気が利いている....(いつものことだが)

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