デヴィッド・リンチを徹底的に取り上げた一冊「Lynch on Lynch」すでに 2nd Editionもあるようだが、わたしは図書館で借りたので旧バージョンで(笑)
なかなか紹介したいようなオモシロイ本が少ない中、中身の薄い本を毎日のように紹介するどうしようもない!ブログもあるが(何処とはイワナイ)、ここでは全く違う次元でこういう本を紹介していく所存。
デヴィッド・リンチDavid Lynch,といえば、アメリカはモンタナ州出身の映画監督。TVドラマ『ツイン・ピークス』で一躍有名になったが、映画『イレーサーヘッド』、『エレファントマン』、『砂の惑星』『ブルーベルベット』『ワイルド・アット・ハート』『ストレイト・ストーリー』あるいは『ロストハイウェイ』、で カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞『マルホランド・ドライブ』、遂にはダメ押し『インランド・エンパイア』 とインパクトありすぎ
改訂そして増補を繰り返している本なのでコメントしずらい部分もあるが、本の頭、幼少時代のエピソードを読んだだけでもうかなり満足。
その感触は以下の、その幼少時代の部の「決定的な一行」の抜き出しで感じていただこう。
「一皮むければ常に違う世界がある」
「家というのは不幸が起こる場所である」
「目覚めて見る夢こそが重要だ」
「画家フランシス・ベーコンはわたしのヒーローだ」
「アメリカの「どこでもない場所」が好きだ」
「本当に美しいものは最も暗い」
最後に『インランド・エンパイア』を語るにふさわしいコレをどうぞ。
「言葉で語ることが不可能なために映画がある」
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