ゲイリーとは、オンラインでワインを販売し、年間50億円を売り上げ、アメリカで注目されている実業家。
彼が自分の成功物語を元に、ソーシャルメディア時代の生き方を語る。
彼自身が認めているように、文章が得意ではないため、全てが口語調でくくられている。
このため、最初はちょっと拍子抜け状態。
だが読み進めていくうちに、主張の切れがよいことに気付く。
「パーソナル・ブランディング」を獲得することで、自分の情熱をお金に変える鍵を伝授しようとしていることに。
キーだと感じた言葉を、いくつか以下にメモ。
「ネット上に次から次へと追加される膨大な量のコンテンツに埋もれてしまうのではないかと
不安になってしまうかもしれないけど、大丈夫、心配することはない。
クオリティ(質)という強力なフィルターがあるのだから。
コーヒーを何杯入れたとしても、クリームは必ず浮かび上がってくるものさ」
「今や、口コミによってコンテンツが、即座に世界に広がる、
そんな時代に僕たちは生きているということを受け入れなくちゃいけない」
「今の仕事が好きだから、もしくは会社に務めているから、自己ブランドをつくる必要がないなんて思ってるあなたは、自分の
今の仕事が好きだし、会社を辞めるつもりも全くないから、自分にはパーソナル・ブランドが無用だと思っているかもしれない。
だといたら、あなたは自分を無敵だと思っているとしか思えない」
「嫌いな仕事に時間を使うには、人生はあまりにも短い」
「自分が輝くような、ワクワクするようなこと、たとえば内向的な人も外交的な人も、自分の人格がモニターから溢れ出て
否が応でも人を釘付けにするようなことを語るべきなんだ」
「重要なことは、本当の自分を知ってもらうということ。
嘘偽りや飾らない、本当の自分らしい自分を認めてもらうことが、成功への大きなチャンスを与えてくれるものだ」
そして最後の言葉は、
「真の成功は、家族を愛し、懸命に働き、やりたいことをして生きていることの上に成り立っているということだ」
ソーシャルメディア時代の基本的な生き方・考え方 を示しているという点で好感が持てた。
上記のワードが刺さった方には、お勧めできるかも!
| Trackback ( 0 )
|