アルゼンチン映画って、アカデミー賞外国語映画賞 受賞「瞳の奥の秘密」以来か?!
ただ監督は、ペドロ・アルモドバル = スペイン人(笑)
(ちなみに今作も アカデミー賞外国語映画賞 のノミニーではあった。獲得は「イーダ」)
さて、本編のテーマは タイトルが示すように、人生の転機。
そのきっかけはどれも、ほんのちょっとした「感情の暴走」がきっかけ。
その感情のスイッチが入っちゃうことで、人生が狂う人たちを描く、オムニバス・ブラック・コメディ。
エピソードは、× 6(写真)
オープニングのエピソードでまずギョ!とさせられる。
単なる偶然のように感じられる会話が、いつの間にかカオスを引き起こす!
こうしたエピソードが積み重なる中で思ったのは「この作品って「他山の石」大集結」だなと(笑)
映画ほどエキセントリックな展開にならないにしても、けっこう「あるある」って感じ。
生きているうちに、経験値として「ここでキレたら、絶対まずい…」の経験を積み重ねる(と思う)
そしてこの映画、自分ゴトではなく「他山の石」として、一気に疑似体験できる貴重なチャンス、なのだと!
なので、
結論:「他山の石」大集結。若い人たちに是非お勧めしたい、希有な一本(笑)
追記;あっ、「瞳の奥の秘密」主演のリカルド・ダリンもしっかり出演、しっかりキレてます!