巣篭もりで、「監督」繋がりで連作を鑑賞、も良いなを実感した。
(ジェシカ・ハウスナー監督「リトル・ジョー」→「ルルドの泉」)
そこで一挙に、大御所 イングマール・ベルイマン特集に突入!
実は、これまでイングマール・ベルイマンはかなり観てきたはず。
ざっと挙げると、
「ファニーとアレクサンドル」「秋のソナタ」「沈黙」「ある結婚の風景」「魔笛」など
だが、よくよくみると、後期の作品が多いことに気づく。
特にモノクロ系の彼の作品で見逃しが多い。
というわけで今回は、極めて初期(1951年)
有名な、不良少女モニカ(未見!)でさえ1952年(汗)
なので、ベルイマン作品の中ではほぼ、最も古い作品になるのでは?!
(調べてみたら、長編 第2作)
で先に一言感想 = ベルイマン・ワールドは極めて初期の段階から完成されている!
主人公がバレリーナ、母は女優、信頼おけない親戚のおじさん等、その後のパターンがすでに。
また主人公がバレリーナということもあり、その後よく登場する「劇中劇」構成も既に。
現在・過去 をいったりきたりする脚本にも、ぬかりがない見事な構成。
そしてラスト15分、一挙にダークさに突入する(写真) 実に ベルイマン・ワールド!
結論:ベルイマン・ワールドは極めて初期の段階から完成されていた(汗)
直前に鑑賞、第七の封印 The Seventh Seal はコチラ