オフビート系のコメディ。
ロケンロ~ル & 恋愛青春映画。
それに、ゲーム世界が加わる。
主人公のスコット・ピルグリムは、メジャー・デビューを目指してバンド・コンテストに出演することに。
バンド名は、Sex Bob-Omb(笑)
(裏話)その出場曲を書き下ろしたのは、なんと Beck。凄え!
と、前半はロケンロ~ル&恋愛青春映画。
言葉のやり取りのリアクションが、いちいち映像的なギミックも加えたオーバーアクション入りまくり、笑える。
なんだけど、途中から様子がおかしくなる。
つきあいだした新しい彼女の、元カレ軍団が次々と襲ってくる。
そしてこの対決が全て「ゲーム仕様」
音、光、ポイント、とかが表示され、加算の結果、勝負が決まったりする。
自分はゲームを全くやらないので理解できないのだが、わかる人にはそうとうにツボだろう。
読破中の本「ソーシャルネイティブの時代」にも出てくるが、今の20代は他の世代に比較して「オタク度」が高いそう。
もしかして ピッタリ?
さきのBeckじゃないが、斉藤兄弟まで元カレ軍団として登場し、曲提供はコーネリアス提供etc...
そういう点で、現代最新の「オタク度」を加えた、ひと味違う、ロケンロ~ル & 恋愛青春映画に仕上がっている。
2010年=キックアス、2011年=コレ?
余震でダークサイドに落ちてしまいそうな自分を鼓舞するのには、ちょうど良い?!のかも。
今週金曜、4/29から公開!