日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



2時間20分もあるというので、実は、ちょっと焦っていた。
(最近、ちょっと根性ない)

のだが、
始まって早々に悟る。
リドリー・スコット印で「つまらない訳ないじゃない」と!


ストーリー構成が見事。
物語を紡ぐベースとなる「脚本」
これと、「演出」が絶妙に絡み合っていく。
そうなると、「ロビンフッド」がじわじわじわじわ「リアルな男」になっていく。
ぐいぐいと、主人公が「運命的に」かかわっていかざるえない状況が描かれている。

しかも、その展開は「運命的に巻き込まれ」つつ、「死んでも譲れない」状況に立ち向かう姿。
そういうシチュエーションが実際あることを(規模は小さいながら経験したことのある)ワタクシとしては、燃える燃える(笑)
そんな「男の姿」に惚れられるか、られないかで、その人物の「評価」も決まりそうな、そんな映画に久々に出会った。

終わってみれば、最初に出てくる感想は、「続きがみたい」
このメンバーで、そんなことはありえないだろうが、それでもそう思わされる。
個人的には、「脚本」と「演出」の切れにおいて、同じ監督・主演の組み合わせの「グラディエイター」より上。
そんな展開 & クライマックスだった。

そういう点で、この「ロビンフッド」は、例えて言えば「バットマン・ビギンズ」に対応する作品といえる。
なぜ彼がシャーウッドの森にたてこもらなければならなかったか、の誕生ストーリーだからだ。
となると、つい次に「ダークナイト」を期待してしまうではないか~(ハードル、高っ!笑)

日本公開は、12月。
俳優陣も全てが良かった、この世界にまた出会えると思うと、その日が楽しみである!

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