日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



先週水曜に行なわれた、チャンピオンズリーグ、チェルシー vs バルサ戦。

期待に違わぬ、いやそれ以上のものすごい試合でしたが、その後、後遺症に苦しんでいます?!
日本代表戦を見ても燃えないし、バルサも先週末のリーグの試合はメロメロだし...
2/23、すごすぎる試合でした...

この試合は一言でいうと、互いの出場選手が自分の能力の100%ではなく、110%まで出し切った極限の闘い...だったという印象でした。

あとで思い出すと、監督の技の繰り出しあいもすごかったことも書いておきたいなと。


退場が出たあと、ジョーコール → ジェレミ、
後半に入り、クレスポ → ドログバ とカードを切ったモウリーニョ。

この交代がきいて、最初の得点はチェルシーでした。


ライカールトも負けていませんでしたね。
59分にその1点を入れられたあと、モッタに変え、ラーション投入。

モウリーニョもあとで語っていたように、この交代がこの試合のキーだったと。


こういうところも実に見応えがあった試合でした。
次の3月7日カンプノウも実に楽しみです。

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今年は、モーツァルト生誕250周年、約一ヶ月前の1/27金曜はそのお誕生日でした。
そこで、モーツァルトの数多い名曲のうちから「実は名曲」を少しずつ紹介していこうかな、の第7回です。

個人的な話からで恐縮ですが、数年前、モーツァルトのピアノソナタを、自分はピアノが弾けもしないにもかかわらず、1曲憶え、ある機会にプロはだしのピアニストの前で弾くはめになったことがあります。

その時のリアクション。
「モーツァルトを弾くことを楽しんでいるのがわかっていいよ」

そうかあ~わかるもんなんだなあ~いいこと言うなあ~なんてその時思いました。


なぜこんなことを書くかというと、ここんとこ、しみじみ「モーツァルトを弾くのが楽しんでいる」のがじんじんきてしまう、ものすごい演奏を聴いたからです。

それは、フリードリヒ・グルダの、正にモーツァルト・イヤーにふさわしい!、発売されたばかりの未発表音源によるピアノソナタ集の新譜なのでした。

内田光子のモーツァルト・ソナタ(これはこれで好きでしたけど)とは究極に違う、あったかく、自由に泳ぎ回る演奏...

ホント、「モーツァルトを弾くのが楽しんでいる」ことが湧き出ている演奏と言えましょう。

しばらく聴いていたのですが、この点、全くぶれが生じないので...
モーツァルトでは、個々人、演奏特にCDは取り上げない方針だったのですが、先日ヴェーグを取り上げてしまったのに引き続き、さらに具体的にCDまで、ご紹介してしまいます。


「 THE GULDA MOZART TAPES 」  
3CDです。
でも、値段はリーズナブル。
国内盤も早々に発売されるはずです。

もともとプライベートなものだったという情報もあり、それから生まれた雰囲気だったのでしょうか。非常にリラックスした雰囲気です。
音質が心配、との声もありましたが、私には全く気にならないレベルです。
もっともモノの曲が1曲だけあったり、低温が多少歪む曲も有ったには有りましたが、私はその次元ではなく、気に入ってしまいました)


この中から、取り上げるとしたら、何かなあと考えていたのですが、あえてこの曲を。

幻想曲 K.475です。
このCDでは、先にもあるように、「モーツァルトを弾くのが楽しんでいる」のがじんじんきてしまう、すごい演奏のわけですが、この曲がタイトルがそうであるように、幻想曲であるため、明暗があり、通常かなり全体が暗いトーンになる曲です。
内田光子さんだと、ずんずん落ちていって、いくとこまでいっちゃった演奏だったりします(好きなんでけどね)
なかなか日常聴く気になれなかったりします。
ところが、フリードリヒ・グルダのこの演奏は、そこを軽々とクリアーしちゃっていて、明暗がくっきりつけられているところがお気に入りになってしまいました。

この曲の背景をば少し。
ウイーン時代にモーツァルトは、宮使えの一方で、ピアノの生徒を取って教えていたわけですが、この生徒第一号であったマリア・テレージアに捧げられた曲となっています。

(続く)


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