ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

新潟県知事米山隆一氏のこと

2017-05-13 14:02:38 | 徒然の記

 志半ばで散った三宅氏の無念さを偲びながら、想いを巡らせていたのですが、偶然開いたブログで、新潟県知事米山氏のことを知りました。

 新潟県と言えば、秋田と並ぶ米どころだとか、美味しいお酒の産地だとか、のどかで平和な印象を持っていましたので、こんな知事がいる県だとは夢にも知りませんでした。 

 米山知事が、保守派の長谷川教授に対し、憲法論で反対意見を述べていましたが、これはそのまま、憲法改正を願う私への批判でもあります。

「9条2項の標準的解釈は、自衛権を全く否定していません。主権も全く否定していません」「つまり長谷川氏は、憲法の授業に出席している法学部の1年生なら、ほぼ全員知っているような事実を平然と無視しています。」

「『憲法9条の改正が必要!!!なければ防衛できない!!!』と言う議論は、実は何の根拠も無く、むしろよほど宗教的思い込みによるものだと思います。」

 これだけでなく、氏は民進党を離党した長島昭久氏の、「真の保守政治家を目指す」という言葉にも、反論しています。

「真の保守という言葉に違和感を感じます。」「猫も杓子(しゃくし)も保守を掲げる昨今ですが、」「未曽有の変革期にある日本が今希求すべきは『未来』であり、過去を『保守』する事ではないと思います。」「結局、昔が好きだという、そんな意味ではないのか。」

 こうした発言だけでなく、氏は知事として、一昨年から「東アジア文化都市」という活動を始めています。中国の青島市と韓国の清州市との交流を目指し、相互理解の促進や交流人口の拡大などにつなげていこうというものです。

どちらのコースも中国、韓国の高校生が参加し、パスポート取得費など一部実費負担がありますが、参加費は無料だということです。市税が使われる韓国行きの費用が、相場の数倍であるところからして、残りの金額の使途が疑われているとも聞きます。

 しかし私がもっと驚いたのは、いつものようにネットで氏の履歴を調べ、次の事実を知ったことです。説明なしで、事実だけを転記しましょう。

  平成17年 自民党から、 国会議員選挙へ立候補  落選

  平成21年 自民党から、 国会議員選挙へ立候補  落選

  平成24年 自民党から、 国会議員選挙へ立候補  落選
 
    平成25年 日本維新の会から、国会議員選挙へ立候補  落選
 
  平成28年 日本維新の会を離党し、民進党へ 

  平成28年 民進党を離党し、共産党、生活の党、社民党の推薦で知事選に出馬し、当選

 日本を愛し、日本の現状を憂え、使命感と覚悟で生きた三宅氏の生涯と比較すれば、米山氏の腐り果てた半生が、唾棄すべきものと見えてきます。東大医学部を卒業した米山氏ですが、ここにもまた、頭が良くても、魂の抜けた、哀れな風見鶏を発見します。
 
 長谷川氏や長島氏への批判には、元自民党員だったという気配すらなく、反日・売国の野党に担がれて当選した人間にふさわしい、豹変した意見です。こういう人物だと知れば、心ある新潟県人なら、次の選挙で一票を入れないはずですから、氏の戯言も今期限りでお終いです。
 
 三宅氏が亡くなられた時だというのに、こんな変節漢の政治屋がのさばっているのですから、気を許してはなりません。私たち国民の武器は、選挙の一票です。正しく行使すれば、政界の害虫が駆除できるのです。三宅氏の代わりに、私は訴えます。
 
 「新潟県民の皆さん。米山氏に騙されてはいけません。」「氏は、日本の恥です。」
コメント (4)
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