ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

マスコミは何を考えているのだろう

2015-01-22 19:36:17 | 徒然の記

 人命がかかっている非常時に、しかも日本の国が攻撃されている最中に、たんなる特ダネの追求にうつつを抜かしていて、良いのだろうか。

 同志社大学の元教授、中田某という怪しげな人物の話に、どうして簡単に飛びついてしまうのか。

政府が、テロリストと懸命に努力している時に、「私が交渉に出かけてもいい。」などと手をあげる、愚かしい人間とのインタビューを、おおげさに報道している。

 国と国とが交渉している時、素人が顔を出しても、何の益もないと、マスコミには、そんな良識は働かないのだろうか。特ダネになりそうだったら、何でもニュースにしてしまうというのなら、あまりに卑しい儲け主義だ。

 国内での誘拐事件でも、解決するまでは報道を自粛し、犯人に情報を与えないのがルールだ。日本の内情を相手に知らせず、静かに政府の対応を見守るのが、マスコミの役目ではないか。NHKを筆頭に、どのテレビも新聞も、いかがわしい元教授を登場させている無神経ぶりに、怒りが湧いてきた。

 だいたいこの元教授は、馬鹿学生としか言えない、北大生のイスラム国渡航の手引きをした、犯罪加担者でもある。
利敵行為を恥じない人間が、イスラム国にツテがあるからと言って、そんなものが解決につながるとでも判断したのだろうか。もしかすると、この元教授も一味の一人で、身代金強奪の計画を立てていたのかも知れないでないか。売名か、悪意の企みへの加担なのか、そんな検討もしなかったのだろうか。

 この男まで人質になり、もう一億ドル出せと脅されたら、マスコミには、どんな責任が取れるのだろう。結局、責任を取るのは、安倍総理の内閣と、税金を払っている国民ということになる。私は、今ほど彼らを「マスゴミ」と呼びたくなる時はない。

 私ですら、そのくらいの注意をせずおれない、眉唾ものの元教授だ。
あげくの果ては、この犯罪者みたいな人間に、「総理の対応は、適切でなかった。」などと、政権批判をさせている。国民が一つになって考えなくていけない時に、結局は阿部総理への批判だったかと、見え透いた悪意を知る。

 総理の全てに賛成している訳でなく、反対することだって多々ある私だが、それでも私は、マスコミのような卑劣な対応はしない。

 こんな元教授の大言壮語を取り上げるということは、日本の防衛組織、警察組織、国防委員会等々、国の機関を、マスコミが如何に軽視しているかという証だろう。
国防省や警察の幹部、公安庁の幹部は、怒りに燃え、静かに、利敵のマスコミに、立ち向かうべきで時はなかろうか。

コメント
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