画像はボーブランメルさま。服飾を語るのにはまさにお手本のようなサレ者ですから、よっくググってください(爆)。でも、たしかものすごいデブだったはずなのですが、キヲク違いか(爆)?
Jermyn Streetのエドワードグリーン前にひっそりと佇んでおられますので、まずはお参りをしてから向かいます。昼にBrightonのパブで1リットル。Victoriaのパブで500ccほどもいただいてからの訪問(完全意味明瞭)ですから、上機嫌なんてえもんぢゃないっす(サケ臭いともいふ)。
いよいよ今回のメインイヴェント、John Lobb Londonで注文のお品を回収する時がやってまいりますた。
London VictoriaからJermyn Street までは、じつは地下鉄で一駅。
Victoria LineのGreen ParkからRITZ Londonを抜けて歩きます!Londonでももっとも地価が高い一帯ですぜ(関係ないから)。もう、盛り上がりっぱなし(大丈夫かよ)。
さらに、なんとかアーケードをわざわざくぐって参ります(爆)。ロンドンやパリに出向きますと、こういうクラシックなアーケードがあって、圧倒されます。もう盛り上がりすぎてフラフラっすよ(飲み過ぎともいふ)!
土地勘がだいぶ備わってまいりましたので、周辺を探索しつつ、徐々にキブンを盛り上げて行くのも忘れてはなりません(爆)。なんといっても生涯に何度もないわ、というイヴェントなんですから!
というわけでとうとう88 Jermyn Street にたどり着きますた!!
ガーン!!
お気づきでしょうか?店頭からあのレモンイエローがいっさい消え去っています。ううむ、やはり、と思いつつ入店いたしますと。
シックで落ち着いた雰囲気、というのはまあそうですけど、独得なレモンイエローのあの華やぎ、というか茶目っ気(私の解釈はこうです)がなくなっております。まあね、ここまでは想定内。落ち着いて眺めますと、どうやらレモンイエローのパーツをことごとくダークグレーに変更しただけで、比較的安易な感じ(爆)。
高級感はもちろんありますけどね。これだとリーガルやクロケットだといっても(以下自粛)。
ちなみにこちらが去年、上陸早々お店に出向いたときの画像。イエローが効きまくりですね。
去年の12月まではレモンイエローのコーポレートカラーが維持されていたそうですが、例の新ディレクター着任と同時に店内も3日間で改修してしまったそうな。
店内にはメインの吹き抜けの下に件の新コレクションがディスプレイされていますけど、なにコレ(爆)?てなもんですよ。ロンドンで買う靴とは思えないミスマッチな雰囲気なのわマチガイないです。
店員にそれとなく売れているのかい?と訊ねますとヒジョーに曖昧な受け答え。きっぱり言わないところを見ると苦戦してるんでしょうなあ。だって今のファッショントレンドに合わねえもん(ホンネ)。
興味がある、と思われたらしく、ダンナこちらはいかがですか?と言ってスニーカーのコーナーへと誘導してくださいます。ちなみに、今回の旅でわたしが履いているのはDeauvilleのMidnight Suede。もちろんバイリクエストものです。スニーカーってこたあねえだろうよ(思いきり上から目線御容赦)。
くく、まあ少しつきあってやるか、というわけでバイリクエストの件はひとまずこちらへ置いといて、40代と思しき新米店員と話します。
画像は、店頭に群がるみなさま。そういえば、ことしは春節のバイリクエストはミゴトになかったですね。ううむ。経済減速にあわせているのか。
ダメだ~(爆)。あ、いやあくまでも嗜好品ですからね。私がああだこうだいってはなりません。
店員にももうちょいとクラシックでなおかつテイストの新しい(ましな)ラインはありませんか、と言って提案していただくのですが、なーんかレスポンス悪い。モデル名を言っても、ちょいと古いやつの話になるとちんぷんかんぷんらしい。
このような場合、JohnLobb では、ヴィンテージと呼ぶ歴代イヤーモデルがマイルストーンになって、ハナシが深まってゆくのですが、そのマイルストーンをキヲクしていない相手に対しては、お話にならない、というのが本当のところです。
ようやく店の奥のほうにディスプレイされていたクラシックぽいラインにたどり着きます。ホッとしたひとときでございます(爆)。
あれ、これもろにLuffieldぢゃないか、といって件の店員さんに振るのですが、過去のモデルとの関連という観点からはお話できない模様(爆)。そういう解説はするな、という指示が飛んでいるのかもしれませんよ。でも、そういう過去モデルがあってこそのこの新型なんですから、別にいいと思うんですけどね。
ちなみにこのモデルは新モデルも良いところで、
Archerというプレステージラインですた。John Lobb では、過去のアーカイブズを微妙にリファインしてコアコレクションという名前のクラシックラインを立ち上げているそうです。説明はありませんでしたが(というかできなかったんだと思う)ミリ単位で名作Luffield をいじってリファインしてある模様。
若干ロングノーズで、シャープなイメージなのかな、という印象ですが、詳細は不明です。2足並べないとわからない。それくらいビミョーな差異。プレステージラインならではの存在感があって、さすがです。印象は色によって激変する感じ。こいつのレッドミュージアムカーフなんて極上でしょうね。
ちなみに去年もたしか
Tyburnという、過去にあったNasebyとよぶ名作モデルのリファイン版がリリースされていたのでした。
このあたりの新作づくりは現在も地味に進行中の模様。
キミ、いつからこの店にいるの、といって訊ねますとこの新内装と同時だというでわありませんか。その前は、と訊いたら別業種からだ、と(絶句)。
どうやらJohn Lobbはおろか、このギョーカイに入って間もないというお話で、せっかくニッポンから駆けつけた甲斐があまり感じられません(きつぱり)。
まあこの辺りでよいか、というわけでおもむろに(ここから助さん格さんの「静まれ~、静まれ~」の声が響く)
この紋所が目に入らぬか~!
というわけでバイリクエストとスペシャルオーダーの2枚の伝票をかざします。
ななな、なんと~、ハハァ~(いうわけねえって)。というわけで担当の女子にバトンタッチでございます。
じつは、去年お世話になった担当さんは12月のリニューアルと同時に退職してしまったのですた。引き継ぎはこの子にしておくから、というわけで伝言があったのでした。ううむ、まあよいか。美人だし(そこかよ)。
が、この女子もじつは12月入社。初々しいのはよいのですが、あんまり期待できないぜ。
というわけで
ハコもこの通り。ますますフツー。
が、中身は
というのはウソで、画像はウォレスコレクションの17世紀の鎧ブーツっす(爆)。
というわけで、詳細次号(ひっぱってるし)。