さて、どれにするかな、とw。好みのままにコンフィギュレーターでゼータクに選んで新車買ってみたいものですが、アホらしw。
現行の最新モデルの992.2だと一瞬で2000万円コースです。しかも、その注文ですら権利が回ってくるの来ないの、というお話らしいです。
そんなプロセスを経てこだわり抜いた911はどこか珍妙なハデさをまとっていて違和感のカタマリになっちゃうのが世の常(以下自粛)。おじさんがこだわり抜いた仕様wをまとうわけです(一部意味明瞭)。ちょっとでも外すと、「圏外」となるオソロシー世界w。
そう、スポーツカーの文法ってのは黎明期から変わらない。ボディカラーと内装色から始まって、ステッチやシート形状などなど。まったく至福のひと時というやつです。人生何度もない瞬間といえるでしょう。
最新の992.2では、クラシック回帰が濃厚に押し出されており、感動的です。随所に散りばめられた過去のモデルのオマージュに狂喜するうちに2000万円半ばの一台が出来上がる仕組みですw。
ジャーマンシルバーにブラックのレザー内装ときて、さてステッチはとなったときにどうするか、そんな世界です。私も一生に一度くらいは、と想いはするものの、叶いません。たぶんw。
さて、実弾不足なままの私が目指すはきょうびの中古マーケット。情けないけどさ、しゃーないw。こと中古911市場でははっきりいって法外な高値維持と圧倒的なタマ不足がここ10年続いております。
電動化だといって騒いだここ数年は特に顕著ですが、たとえ高くてもガソリンをフツーに買えるうちに燃やしとけ、というムーブメントは確かにあるとみました。
自分もそうですw。
911は各シリーズが終了して10年は経過しないと地雷なのか名車なのか判断がつかない、というコワーイお話は以前にいたしましたけれど、通説では997.2と991.1 が最初から最後まで問題が出ていないか、ということになっています。まだまだ分かりませんけど。
それ以降はまだまだ評価する時期にないし、サンプル数も少なすぎます。
なので、この2シリーズに関しては、オーナーが手放したがらないし、市場にあっても高め。そういう中で出物は、といってあがくわけですが、これが楽しいのなんの(爆)。
この2つのシリーズはスタイルも抜群だし、完成度もすごい。内外装の色や装備品などにこだわって躊躇していると、あっという間にどこかへと流れていってしまいます。もしかして円安が効いて海外に出ちゃってるのかもね。まじ。
お値段も在庫中にどんどん釣り上がってゆきます。ホント、怖いくらいです。その値段で買う奴がいるからですw。
一度は「応談」で並んでいたものが2週間後に途轍もない高値で再登場するパターンが王道。「応談」のあいだに買い手の反応をみてるわけですねw。
上の歴代モデル画像の一番奥から4台目までは空冷エンジンですが、このシリーズはオイル漏れてても(爆)ちゃっかり拭き取って1000万円より。それ以下ならほぼ地雷てなもんです。マジです。
唯一、前から3番目の涙目=996が現実味を帯びる価格帯にいらしたのですが、それもいまは昔。60周年を超えた911シリーズ全体の人気につられて爆上がり中らしい。
ビミョーなインテリアデザインや細部の意匠もこのモデルの特徴ですけれど、いまだに911が連綿と続いているおかげで渋々評価されている感じ。進化の過程、というやつですよ。でもこいつがいなかったら997だって生まれてないし、現行モデルだってどうなっていたか、となるわけです。
また、996からはなんといってもフロント半分ボクスターで成り立っているのを忘れてはなりません。ボクスターこそが当時のポルシェの財政を立て直した立役者なのを思い出してください。
ここ、今も続いているポルシェスポーツカーのコア。
私としては現実的なセンで997のカブリオレあたりにしとけば〜、となるのですが、カーセンサー眺めても候補になるのはよくて1、2台w。
クーペだったらカレラ4のワイドボディを上品に転がしたらさぞかしカッコいいだろな〜、とか、シルバーのカレラだとか、モーソー果てしなくw。ですが、このシリーズに乗り換えても987ボクスターからの乗り換えですから、モノが基本一緒ぢゃん、といって冷めたりもするわけですw。
そりゃあエンジンの搭載位置やパワー、リアサスペンションなどなど様々に差別化されてはいても室内の手を触れる部分のほとんどが共通パーツなんです。
このあたり、もう10年も前に997GT2に乗せていただく機会があったおかげで思い知ったわけで、まったく貴重な体験でした。ドアノブから、各種スイッチ類、ペダルやダッシュボードの材質などなど、997のオーナーが2000万円の差額の説明がつかないわ、といっておられたのが思い出されますw。
なんといってもGT2のあの挑戦的なコクピットに座ったときに視界に入るフェンダーの峰がボクスターのそれと寸分違わない同一パーツなのだ、と思い知った時にはフクザツーな心境になったものです、ハイw。
中古911の世界でも人気なのはオプションてんこ盛りで、リセール良さげな色やでっかい21インチを履いている分かりやすい奴らしいですが、私の場合、リセールのこととか考えたこともありません(うそ)。
よく売買の相場がどうのといってるユーチューバーがいますけど、ロレックスだけにしといてほしい昨今w、と。
そうやってホンキで探すのには、いまはタイミング悪いからやめとけ、というのは正論です。
中古車業界の友人にもいわれてますw。でもね、人生短い!うじうじ悩んでるとあっという間に免許返納するときがやってきます(もうかい)。
というわけで(どういうわけだっ!)オプション控えめで、色もなるべくありふれたやつ。ただし、屋根開きは譲れないか。ボクスターを手放すわけですしね。
ダッシュボードにクロノグラフがつくやつとか、オトがうるさいやつとかが一般には人気らしいですけど、私は「必ず」飽きます(きつぱり)=ギミックw。可変のサスもいりません。整備費高いしw。
こういうの、500万円のオプションてんこ盛りの広報車を借りて、ホテルにおみやげつきでご馳走になってる評論家チューバーのみなさまが作ってるトレンドですよね。いいな〜、と。
中古車は、ショップに並べる前にある程度の整備が行われていたりするのですが、そんなのいらないから、オーナーが「今」走らせている個体の直接売買ができれば、とぼんやり考える方も多いと思います。
そう、個人からの委託販売。そのあたりの個体をうまく探し当てられれば、というわけで今夜もまた睡眠時間削ってディスプレイに向かうのでした(早く寝なさいよ)。