嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 ロンドン2016-3 ちょいと郊外へ 

2016-02-23 15:17:32 | 加齢なる遠足(爆)

Brightonは、英国南岸の保養地。

ロンドンからは電車一本、1時間ほどで到達する距離なので、日帰りの気分転換にももってこい。東京近辺で行くと三浦半島くらいな感覚でしょうか?

ロンドン中心部の密度はものすごく、東京の5倍ほどはある感じ。さらに世界中からイナカものが集まっている関係で(爆)空気感も都会そのもの。ちょいと息抜きがしたくなりましてエスケープを試みてみますた。

冬季のロンドン近郊は、天候不順も良いところなのでなるべく晴れた日を選んで、と思ったので午前中の天気を見てから決めればいいや、と余裕で構えていたのですが、ちょうど2日目にそれまで小雨まじりだったのが快晴に転じましたので、それまでブラブラしていたKenshington界隈から急遽、Victoriaに向かいます。

この辺りが一人旅のよいところで、まさに気の向くまま。

もちろんipadに仕込んだ、鉄道とバスアプリを駆使して、ぬかりなし。なにwifi なんかなくても、なんとでもなりますって。

 

英国内の鉄道の料金体制にはオフピークという、混雑する通勤時間帯を避けた割安料金時間帯がもうけられているので、無計画な方がむしろ安くつく、というわけっす(笑)。

海辺の街、というわけで予想通りのんびりとした空気感ですが、さすがに保養地なだけあって、ショッピングその他施設も充実しています。ですがここでも中心街にショッピングモールができたおかげで地元商店街壊滅。

London Victoria Station からのsouthern railwayは伊豆急みたいな観光列車かと思いきや、横須賀線そのもの(爆)。つまり通勤通学列車っす。結構混んでいるのでびっくりですが、途中にGatwickという空港もあって、人口もそれなりにある。

海辺のホテルは夏場にはさぞかし、と思わせる佇まいですが、冬場に訪れますと落ち着いたよい感じです。ホテル代もロンドンの半額程度からあるし、次の英国滞在はこのあたりでも、と考えなくもない。

さて、遅いお昼ゴハンでもとかんがえて、突端のPiarにあるパブにしけこみます(でた)。

今回の旅でもパブには散々お世話になったのですが、ここもまたのんびりとした独特の雰囲気があってよかったです。なんといってもオーシャンビューっす!

abottというカスクエールをチョーシこいて2パイントも飲むうちに、酔ってきたのでここでランチもご所望。

カウンターの近くに立ってヒマそうにしていると、いろいろと話しかけられるのですが、英国内からはるばる海を見に来た、という方が多かったです。わたしゃニッポンから靴を買いに来たんですよ、というとヒジョーに珍しがられますた。

ああ、そうかバイヤーさんか、と言って納得しておられましたが、面倒なのでそういうことにしておきました(爆)。

英国名物、フィッシュアンドチップスはそこら中で看板を見るのですが、どうも食指が動きません。ただのどデカイ白身魚のフライですよ。給食ぢゃないんだからさ(爆)。

このパブにももちろんメニューの一行目にあったのですが、その下にprawn and chips(小エビ)というのが書かれていたので、そいつにしました。んま、揚げすぎでしたけど、許す(爆)。

どうやら英国では魚介類の鮮度は信用されていないようで、完全に火を通した状態で供されるのがルールらしいっす。

ガラすきの列車でロンドンに戻ってもまだ夕方。そういえば London Victoria駅構内にはパブがあるんだわな、当然。

というわけでラッシュ時の最中、またしてもしけこんで一杯(爆)。窓外を見渡しますと、Krispy Kremeの売店も見えるし、M&S Simply Foodというマークスアンドスペンサーがやってるコンビニというか立派なスーパーもある。

さらにitsuという名前の、アヤしい和食屋があったり各国料理店もこれでもかと並んでいます。今晩なに食うかな~、とかぼんやり考えながら、家路を急ぐロンドナーたちを眺める、と。まったく極上のひとときっす。

このように、自分で好きなものを好きな時に食べられる、ってのはキッチン付きホテル滞在ならではの余裕です。ううむ、フシギと旅情を感じるひと時~(笑)。

ちなみにitsuのテイクアウト弁当は、国際線のエコノミークラスで出される和食にそっくりです(爆)。

 

 

 


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