嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イタ車はこんなものですよ…第4話クルマのリセット?

2004-08-31 19:24:53 | 某イタ車レストア計画
クルマにリセットなどとは、聞いたことがない(´・ω・`)
だいたいクルマなんてえのは、走れば走っただけヤレていくもんとちゃうんかい?なものにリセットかけてもねえ…(´・ω・`)ヤレが元に戻るとは思えん。説明をきいても納得できないまま、ランチの時間となり、まあちょいとそのへんにという話になった。移動は社長さんの奥様の88ジェッタ。走り始めるとなにかが違う…万事がスムーズなのだ。トルクもアイドリングからドコドコ出てくる感じ。運転せずとも伝わってくる。MBのCクラスかなにかに乗っているようなこの上質な乗り心地はなんだ?「????」わからん…何を施してあるのか?で、訊いてみた。「新車から正常な車というのはこういうものなのです」というわけだ。きけば走行距離すでに8マソ越えてるそうな。消耗部品の交換以外はまったく手を入れてないそうだ(@_@)要は各部分のバランス取りが徹底的になされており、結果このしなやかさが実現されている、ということのようだ。…それにしてもこれまでに乗ったゴルフ2シリーズは私だって5台くらいは経験があるが、そのどれよりもスゴイ
(´・ω・`)。洗練、という修飾語がぴったりするゴルフ2なんて知ってますか?

つまりは私のクルマにリセットを施すことではじめてトクイチさんの整備を施すベースができあがる、と言うことのようだ。対症療法的に壊れた部分のみ補修してもそれは修理でしかない。結果出ないものは最初からお受けしない、という意味のことを説明された。

これは逝くしかない、ここまできいておいて後にひいてしまったら眠れない夜が続くのは目に見えている^^;。
予算?ない(爆)。
というわけで足回りとエンジンの2期に分けてリセットをお願いすることになった。ついてはまずエンジンから。

数週間後、引取ってみて驚いた。エンジンかけてもレガシイみたいな音しかしない。排気音がむしろ目立つようになったが、走り始めて腰を抜かした。ものすごいトルクの嵐。アイドリングでクラッチつなぐのは911乗りの不文律であるが、意識せずともすすすっとクルマが前に出る。5000からの吹けはレーシングカーのようだ。しかもトルク細らず。そっか、こりが60マソの走りかい、と御満悦、となったのもつかの間、チョーシこいて蓼科山塊のワインディングにルートを取ったのが間違いだった…(以下第5話につづく)




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