町が変わる

吉祥寺が好きだ。
京王井の頭線と中央線が交差して賑わっているが少し歩けば武蔵野の風情にも出会える。
今ちょうど京王の高架化工事等も始まり、町は変わろうとしている。
母の特養ホームを訪れた帰りは必ずCDショップや、本屋に立ち寄る。
それが、工事の影響で、啓文堂書店もブックファーストも閉まっていて寂しかったが、4月を迎えて新装開店だ！
啓文堂はマルイの6階に今日オープンしたが、営業時間がマルイが午後8時までなので今日は訪ねられなかった。
ブックファーストは新装開店したアトレ吉祥寺に昨日オープンした。
やはりブックファーストはおしゃれだと思う。
新宿の店舗等に比べると品数に見劣りするのは仕方ないが、新聞書評欄に掲載された書籍のコーナーとか作っている。
もともとはブックファーストが入るまえは弘文堂書店だった。
弘文堂が撤退するので、立川に展開するオリオン書房や横浜に展開するなんとか書店等とも争ってブックファーストが
手にしたのだ。活字不況ともいうが吉祥寺駅直結はやはり魅力なのだろう。
改装前は弘文堂の棚を殆どそのまま使っていたが、改装後はブックファーストらしさを出した店舗になった。
アートのコーナーが充実すればもっといいのだが。
このアトレ吉祥寺、電子マネーも幅広く使え、Suica,PASMO,ICOCA,Kitaka,TOICA,nimocaなどが利用できるとある。
また吉祥寺は武蔵野市立吉祥寺美術館も忘れてはならない。
今はなき吉祥寺伊勢丹の七階にあるが美術館は存続し、明日から富山の美術館から借りた棟方展をやる。入館料がワンコイン100円は相変わらず。
お隣三鷹に行けば、三鷹市美術ギャラリーで5月22日よりミュシャ展だ。
吉祥寺から三鷹までは歩いて行ける、山本有三記念館を通り、武蔵野の面影を味わえる。
変貌する町、吉祥寺、これからも通い続けるだろう。