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「ムハ」って誰?

2017-05-07 22:44:01 | 日記
生活の乱れが心の乱れに繋がるから、家を建て替えて、再出発しようと思った訳だが、寝ているばかりでは仕方ない。
とはいえ、薬を減らしたら調子が良くなってきたので、分からないなあ〜と思う。
土地を購入してくれる業者さんも、さっさとやりたいようで、5/22には、大金が手に入るようだ。
お金をきちんと戴いて、スッキリして、受刑出来そうだ。
で、国立新美術館で、ミュシャ展をやっているが、何故か、監修者は、「ムハ」と表記する。
図録を見ると「ムハによる「ミュシャ図案集」」とか、「ムハ」なる人物と「ミュシャ」は別人のような書き方をしているので、始末が悪いが、同一人物だ。
で、何故、「ムハ」と書くかというと、これは、人物のチェコ語読みで、今までの「ミュシャ」がフランス語読み、だ。
つまり、展覧会はこの人物のチェコ人としての側面を強調したかったと思う。
チェコと言えば、東欧の国家で、チェコスロバキア共和国が独立したのが、今から100年となる。
その後も、プラハの春とか、ソ連解体に伴う苦痛を舐めてきた国だ。
で、この展覧会には、ムハの「スラブ叙事詩」20点が全て展示される。
一つ一つが巨大で、スラブの民族意識を描いた作品だが、この連作が、一般公開されたのが、チェコで、2012の事で、それから僅かで日本にやって来たとなる。凄いことだ。
スラブの宗教改革の、ヤンフスを描いた作品もあるが、フスは、ルターに先駆けて、宗教改革を行い、カトリックを批判して、火焙りの刑にされた。
国内では、フス派と、反フス派が対立して、一種の宗教戦争が起こる。
西ヨーロッパ三十年戦争より前の話。
東欧は東欧で発達していた。
ミュシャないし、ムハは、平和への想いを込めて、この連作を描いた。
アール・ヌーヴォーの芸術家、ミュシャと言う側面が強調される作家だが、これから、「ムハ」の再評価が期待できる。