だらだら日記goo編

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

Amazonは悪者なのか?

2017-04-14 23:18:16 | 日記
すっかり、amazonが悪者になってしまった。
利便性を求め、即日配達、送料無料という、普通では考えられない戦略は、確かに多くの人に受け入れられた。
悲鳴をあげたのは、まず、宅配業者ではなく、本屋だった。
ただでさえ本が売れない中、amazonに行けば、本屋にない本でも何でもある。
顔認証システムなんかで、本屋に入り辛い僕なんかは、amazonのヘビーユーザーだった。
amazonもamazonで、当然のように、ウチに協力してくれる出版社の在庫を多く持つから、逆に、amazonに協力的ではない出版社の本は、すぐ在庫切れとなり、売値より高値で、マーケットプライスで出品する人が現れる始末。
本だけでは勿論なく、食品から、医薬品、何でも揃うamazon様様となる。
ただ、送料無料でやっているから、あまり、割引きはしない。 すぐ、ポイントが付いて、ポイントで本でも何でも買える楽天市場とか、Yahoo!ショッピングとは違うのは仕方ない。
で、今度は、宅配業者が悲鳴をあげた。
労働時間が、増えすぎたというのだ。
しかし、初めからそんなことはわかっていた。
時間指定で、18時〜20時と、20時〜21時を選ばせたら、誰だって後者を選ぶ。
amazonに「支配」されないようにするなら、はじめから、ヤマト運輸は、そんな時間指定を受けいれるべきではなかった。
毎日新聞に、ヤマトのお偉いさんが、我々が運ぶのは、ネット通販の品物だけでなく、お年寄りの方への荷物とかあれこれある。と書いていたが、これも論理のすり替えだ。
お年寄りの荷物を取りに9時に運ぶとも思わないから、要は、上手く人員交替をして、ネット通販専用のドライバーとか作れば良かった。
佐川はamazonから撤退して、のんびり、世田谷区なのに、川崎市の高津に営業所がある。
それで間に合うということは、ネット通販を引き受けなければ、忙しくならないということでもある。
しかし、文明の便利さに慣れた我々は、幾ら、ヤマトのドライバーの大変さが分かっても、amazonの当日配達を否定は出来ない。
出来ることは、宅配ボックスを用意するとか、そういうことくらいだろうか。
繰り返すが、amazonが悪いとは思わない。
便利さの追求の果てに、一種の不便さが生じたのは逆説めいているが、知恵を絞れば、ドライバーを泣かせることも無かったように思う。
まだまだ、知恵の出しどころと思う。