だらだら日記goo編

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タイアップ企画?

2010-05-20 23:26:27 | インポート
朝の四時半に目が覚めて2度寝できずに辛いのだが、庭園美術館へ行く。
朝日主催で、ロトチェンコ&ステパーノワ、ロシア構成主義のまなざしというのをやっているのだ。
なぜか1100円も取る、ドレスコード割引というのもあるが、こちら招待券だから関係ない。
この二人はロシアアヴァンギャルド美術のリーダーで1913に美術学校で出会い、1916から共同生活をおくり、娘ももうけたらしい。
絵画に始まって、グラフィック、建築、デザイン、演劇、印刷、写真と幅広く活躍した。
ロトチェンコのモティーフは線主義だ。1919に線こそが構成の重要なモティーフと宣言したそうだ。
ステパーノワによる、構成者ロトチェンコ 線 という風刺画がよく物語っている。
驚いたのはロトチェンコが麻雀牌までデザインしていたこと。
知識人のあいだで麻雀は盛んに行われていたらしい。
しかしこの展覧会、庭園美術館という会場にふさわしくない。
庭園を眺められるテラスも今回は閉鎖しているし、お馴染み朝香宮低の各部屋の特徴も活かされていない。
ちなみに音声ガイドもビデオもなし。
図録を購入すると7/3より芸大美術館で開催される、シャガール ロシアアヴァンギャルドとの出会い、の百円割引券が着いてくる。
どちらもロシアアヴァンギャルドだからであろう。
この展覧会はプーシキン美術館、シャガールはポンピドーセンターの所蔵品から構成されるとか。
あとどうでもいいが目黒雅叙園の割引券がチラシコーナーに置いてあった。
雅叙園は東京都指定有形文化財、百段階段をどんどん宣伝する戦略のようだ。
平山郁夫に始まって有名芸術家とのコラボを次々とやるが今度は武田双雲ときた。
しかしこれも1500円も取る、なんだかなあ。