だらだら日記goo編

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春近し

2010-02-19 23:32:27 | インポート
まだまだ寒いが、来週あたりから春めいてくるようだ。
美術館も大型企画展覧会が次々とはじまる。
東博の長谷川等伯、西洋美術館のフランクブラングインとか。
さて家の近くに向井潤吉アトリエ館というのがある。
世田谷美術館の分館だが、三つある分館の中では一番大きく、展示室も大きくて、ビデオも流れており、館のスタッフが用意してくれたお茶を飲んでくつろぐこともできる。
向井は民家を描いた画家だ、失われゆく民家の景色をせっせとスケッチした。もっとも写真に撮って後でアトリエでえがいた部分もあるだろうがー。
さて春近づくと向井の絵を見たくなるのだが、残念なことにアトリエ館は耐震工事のため長いことしまっている。
しかしながらせっかくの絵を寝かせておくのはもったいないと今年は日本橋高島屋で、アトリエ館協力で展覧会をやる。
朝日新聞の主催、3/3-22、お金を払っても見にいく予定。
さて今日は山種美術館、大観と栖鳳ー東西の日本画へ。
大観の生々流転につながる、巨大絵巻、楚水の巻と燕山の巻をみられたのは嬉しく、また栖鳳の重要文化財、斑猫をみられたのも嬉しい。栖鳳のほうは蛙のユーモラスな絵もある。
この二人だけを紹介するのではなく、関連する画家も紹介するが、西の方は西村五雲とか西山しょうすいとか僕の知らない画家も出てくる。
前回の東山魁偉のときは図録もブックレットも作らないで悪口を言われたためか、今回は、山種美術館の横山大観、山種美術館の竹内栖鳳という小冊子を申し訳程度に作っている。
しかし山種は移転したあとビデオコーナーが喫茶の横でうるさいとか、駅から歩かされるとか問題もある。
千鳥が淵にあったときは、春は恒例の桜シリーズがあったが広尾ではそうもいかず、次回は奥村土牛ときた、さてさてどうなるやらー。